週刊論文ウォッチ

高血圧は「3つに分類」すれば管理が飛躍的に改善?

非侵襲的検査に基づいて

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〔編集部から〕本連載は、主要医学ジャーナルに目を通すことを毎朝の日課としている医学レポーターが、SNS上での反響も踏まえ、毎週特に目を引いた論文5本をピックアップ。うち1本にフォーカスします。今回は7月13~19日に公開された論文からフォーカスしたのは「高血圧の類型分類」に関する論文。その他のピックアップ論文は、末尾をご覧ください。

 6月4日の本欄(「『GL通りの治療』で血圧管理は良くなるか?)でも紹介したように、降圧不十分な高血圧例に対してガイドライン推奨薬を漫然と追加しても、多くの患者では血圧管理状況が改善されないようだ。患者ごとに適した、より個別化された降圧薬選択の必要性が示唆されている。

 そのような観点から興味深い報告が7月14日、Am J Medに掲載された。著者は英・University of GlasgowのJohn GF.Cleland氏ら。

 日本でも循環器領域で使用されている非侵襲的な検査に基づいて高血圧を3つの類型に分けるだけで、血圧管理率は飛躍的に改善されるという。「血圧の規定因子」に合わせて介入方法を選ぶというアプローチだ。

宇津 貴史(うつ たかし)

医学系編集会社、広告代理店(編集職)とメディカルトリビューン(記者)を経て、2001年からフリーランス。新聞系メディアなどに記名、匿名で執筆を続ける。平日は原則として毎朝、最新論文をチェック(https://x.com/Office_j)。特定非営利活動法人・臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)会員。会員向けニュースレター記事執筆、セミナーにおける発表などを担当。日本医学ジャーナリスト協会会員。共著に『あなたの知らない研究グレーの世界』(中外医学社)。

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