新薬エクスプレス

花粉症ワクチン、第Ⅰ相試験で眼鼻症状の改善得られず

ファンペップ

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 ファンペップは昨日(7月27日)、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン(抗体誘導ペプチドFPP004X)について、第Ⅰ相臨床試験結果の速報を発表。主要評価項目の安全性に関し、ワクチンで一般的に見られる局所反応・全身反応以外に臨床的に問題となるものはなかった。一方、探索的評価項目であるスギ花粉曝露による眼鼻症状について、プラセボ群に対する改善は得られなかった

 同試験は、健康成人45例が対象のパート1と季節性アレルギー(花粉症)患者48例が対象のパート2から成る。パート1では低用量~高用量ワクチンを反復投与した結果、有害事象による投与中止例は認められず、忍容性はおおむね良好だった。共同主要評価項目の免疫原性に関しては、抗IgE抗体価の上昇が確認された。

 スギ花粉に対する反応を検証するパート2では、高用量ワクチンを4週間隔で3回投与した結果、スギ花粉曝露による計6眼鼻症状(鼻汁、くしゃみ、鼻閉、鼻内瘙痒感、眼の痒み、流涙)スコアにプラセボ群との差は認められなかった。

 同社は、今後の開発方針について提携先の塩野義製薬と協議を進めるとしている。

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