中医協ウォッチング

iPS細胞製品「リハート」、5,320万円で保険収載

本承認前の使用は20施設から

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〔編集部から〕中央社会保険医療協議会(中医協)総会では毎回、多岐にわたる議題について活発な議論が交わされます。本連載では、医療ジャーナリスト・村上和巳氏がその中から重要なテーマを厳選し、議論のポイントや背景を分かりやすく解説します。

 

今回のポイント

  • ・人工多能性幹(iPS)細胞由来の心筋細胞シート「リハート」の保険償還価格が5,320万円に決定
  • ・条件・期限付き承認中の使用施設は20施設の予定
  • ・委員からは価格と使用成績調査について注文

 

議論の概要:第653回中医協総会

 7月22日の第653回中医協総会では、ヒトiPS細胞由来製品として世界で2例目となる重症心不全治療用心筋細胞シート「リハート」の保険適用が了承された。保険償還価格は5,320万円で、保険収載は9月1日付の予定。一足先に保険償還価格が決定したパーキンソン病治療用iPS細胞由来製品「アムシェプリ」の5,530万6,737円と同水準の価格で決着した。

村上 和巳(むらかみ かずみ)

医療ジャーナリスト/日本医学ジャーナリスト協会理事

医療専門紙の記者を経て、2001年からフリーランスのジャーナリストとして活動。医療、災害・防災、国際紛争を中心に、各種メディアで執筆活動を行う。共著に、東日本大震災から3年目をレポートした『震災以降』、一般向けにがんの知識をまとめた『二人に一人ががんになる』がある。

村上 和巳
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