多大な医療負担を抱えるナルコレプシー患者に光明?
新薬オベポレクストンへの期待
本日(9月22日)は世界ナルコレプシーの日。関係者は、例年にない高揚感でこの日を迎えていることだろう。約2週間前の9月9日、オレキシンの発見者である筑波大学教授・柳沢正史氏のラスカー賞受賞が発表された。ナルコレプシーはオレキシンの欠乏によって発症する睡眠障害として知られるが、8月24日にはナルコレプシー1型に対して初の特異的治療薬となるオレキシン受容体作動薬オベポレクストン(商品名オーゼイフル)が承認され、臨床の場に登場しようとしている。話題のナルコレプシーについて理解を深めるべく、滋賀医科大学精神医学講座特任教授の角谷寛氏に、日本におけるナルコレプシーの実態と臨床課題について聞いた。同氏らは、ナルコレプシー患者が多くの併存疾患を有し、医療費を含め多大な医療負担を抱える実態を明らかにしており、新薬がこうした状況を打開する光明となることに期待を寄せている。なお、同氏は今回のラスカー賞と因縁深い基礎研究の業績を残している。(関連記事「ナルコレプシー1型医師が患者の思いを代弁」)
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