海外学会ウォッチ

糖尿病に「第4の細小血管症」?―「肺機能低下」関連3選

発症前から進展、「隠れた重荷」に:EASD 2026

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〔編集部から〕連載「週刊論文ウォッチ」でおなじみの医学レポーター・宇津貴史氏が海外学会もウォッチング! 注目演題の結果を紹介するだけでなく、フロアでの議論や過去の主要研究を踏まえ、「この結果をどう読むべきか」を考察します。

 

 9月28日からイタリア・ミラノで、欧州糖尿病学会(EASD 2026)が開催された。新薬によるHbA1c低下作用や体重減少作用が華々しく発表される中、ある合併症をめぐる興味深い研究成果も報告されていた。「肺機能低下」である。

 糖尿病(DM)患者における肺機能低下は、「無症候」の時点で既に進展している可能性が高い。「第4の細小血管症である」との主張も聞かれた。

宇津 貴史(うつ たかし)

医学系編集会社、広告代理店(編集職)とメディカルトリビューン(記者)を経て、2001年からフリーランス。新聞系メディアなどに記名、匿名で執筆を続ける。平日は原則として毎朝、最新論文をチェック(https://x.com/Office_j)。特定非営利活動法人・臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)会員。会員向けニュースレター記事執筆、セミナーにおける発表などを担当。日本医学ジャーナリスト協会会員。共著に『あなたの知らない研究グレーの世界』(中外医学社)。

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