withコロナのために捨てるべき信仰①正義
私は2012年のロンドンオリンピック・パラリンピック前の英国公衆衛生局(PHE)で災害公衆衛生を学び、2011年の福島第一原発事故後の福島県でリスクコミュニケーションの推進に関わった内科医だ。その後、東京都の医科大学で臨床検査医学を専攻したところ、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに遭い、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査や抗体検査についての見解を発信してきた。偶然にも災害を追いかける羽目となった私の経験から、今回の短期集中連載『withコロナのために捨てるべき信仰』では、災害時に医療者を含む社会全体が陥りがちな3つの信仰として、①正義②正解③ゼロリスクーについて考察する。
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越智 小枝(おち さえ)
相馬中央病院(内科非常勤)、東京慈恵会医科大学臨床検査医学講師。
1999年、東京医科歯科大学卒業。国保旭中央病院(千葉県旭市)などで研修後、東京医科歯科大学膠原病・リウマチ内科勤務。都立墨東病院での臨床経験を通じ公衆衛生学に興味を持ち、2011年10月英・Imperial College London(School of Public Health)に留学。渡英前の同年3月11日に発生した東日本大震災の被災体験により、災害公衆衛生に関心を持ち、福島県相馬市の仮設住宅での健診活動などに従事。世界保健機関(WHO)や英国公衆衛生局(PHE)で研修を受け、2013年11月から相馬中央病院に勤務。2017年から現職。国際環境経済研究所の公式サイトでコラムを連載中。









