欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2023)消化器注目3演題
国立がん研究センター中央病院 頭頸部・食道内科/消化管内科 山本 駿
近年、消化器がん領域における薬物療法の進歩は目を見張るものがあり、特に日本では免疫チェックポイント阻害薬や抗体薬物複合体(ADC)を主軸とした開発により、一部の消化器がんでは顕著な予後の改善が報告されています。毎年秋に開催される欧州臨床腫瘍学会(ESMO)は、米国臨床腫瘍学会(ASCO)と並び腫瘍学で世界最高峰の学会の1つであり、今年(2023年)も消化器がん領域において実臨床を変える、あるいは今後の開発につながるような報告が数多く見られました。そのようなインパクトのある演題の中でも、今回はHER2陽性胃がんを対象としたKEYNOTE-811試験、転移性膵がんを対象としたJCOG1611試験、切除不能食道がんを対象としてペムブロリズマブにフチバチニブ(TAS-120)を上乗せした新規治療法に関する第Ⅰb相試験を取り上げます(関連記事:「欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2022)消化器注目3演題」)。
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