指南②医師の生産性は「3要素」で向上させるべし!

「バーナードの組織論」で考える働き方改革(前編)

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 今回は、今年(2024年)4月にスタートした「医師の働き方改革」に触れたいと思います。

 世界的に見ても、日本の勤務医の長時間労働は異常なレベルであり、是正すべき課題として長年論じられてきましたが、ようやく対策らしい対策が始まったといえます。一方、医師の働き方改革によって地方の医療が維持できないといった話もあり、そういった懸念への対策も同時に考えてみたいと思います。

 なお、医療機関の中で医師の働き方改革を検討する際の枠組みとして、前回に続き「バーナードの組織論」を参照します(関連記事:「指南①「良いチーム」をつくるための3要素」)。

溝口 博重(みぞぐち ひろしげ)

株式会社AMI&I代表取締役、NPO法人医桜代表理事

「日本の10年後の医療・ヘルスケアを変革する」をミッションに、全国の医療機関の人材採用・組織マネジメントを中心とした経営支援を実施。またNPO法人の代表理事として「日本の医療の質の向上」に取り組む。

溝口 博重
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