医療費削減ありきの議論、社会保障の根幹揺るがす
医療費にまつわる誤解(後編)
日本では、高齢化に伴う医療費の増加に対し、医療費の抑制を目的とした政策論争や報道が頻繁になされているものの、偏りのあるデータが用いられるなど適切な議論がされているとは言い難い。こうした実態に対して、株式会社AMI&I代表取締役の溝口博重氏は「医療費削減ありきで議論が進んでおり、社会保障の根幹を揺るがすものだ」と指摘する。医療費に対する正しい認識を深めつつ、次世代のセーフティーネットをどのように守っていくべきか、日本医療安全学会理事長で浜松医科大学教授の大磯義一郎氏とともに話を聞いた(関連記事「実は歳出の2%!『財政難の戦犯は医療費』に疑問」)。
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