多発性骨髄腫への二重特異性抗体テクリスタマブが発売開始

ジョンソン・エンド・ジョンソン

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 ジョンソン・エンド・ジョンソンは3月19日、再発または難治性の多発性骨髄腫治療薬としてB細胞成熟抗原(BCMA)/CD3二重特異性抗体テクリスタマブ(商品名テクベイリ皮下注30mg、153mg)の発売を開始したと発表した。(関連記事「難治性多発性骨髄腫に対する二重特異性抗体テクリスタマブが承認取得」)

 同薬は投与前の希釈が不要な皮下注製剤で、再発または難治性の多発性骨髄腫に対し体重に応じた投与が可能な国内初の薬剤である。

 免疫調節薬、プロテアソーム阻害薬、抗CD38抗体を含む3つ以上の標準的な治療歴を有する成人の再発または難治性の多発性骨髄腫患者を対象に、テクリスタマブの有効性と安全性を評価した海外第Ⅰ/Ⅱ相試験MajesTEC-1および国内第Ⅰ/Ⅱ相試験MMY1002において、深く持続的な奏効および良好な安全性プロファイルが示されている。

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