安全な新規高血圧治療に?「経皮的耳介刺激」
指圧または電気で迷走神経を刺激
交感神経抑制作用が確認、降圧作用は?
高血圧に対するデバイス治療としては「腎デナベーション」(RDN)を筆頭に、「圧受容器反射刺激治療」(BAT、Auton Neurosci 2024; 256: 103219)などがよく知られている。いずれも交感神経系亢進の抑制を介した降圧を目指す。ただし侵襲性は高い。
それに対し、経皮的耳介刺激を介した迷走神経刺激(taVNS)は非侵襲的ながら、交感神経抑制作用が、健常者だが確認されている(Brain Stimul 2014; 7: 871-877) 。
そうなると期待されるのが「降圧作用」である。
しかし、2023年に報告されたランダム化比較試験(RCT)12報のメタ解析では、taVNSによる収縮期血圧(SBP)低下幅は対照に比べ1.15mmHgのみであり、有意差とはならなかった(心拍数は有意に低下、Front Neurosci 2023; 17: 1227858)。
ところが、RCT 18報を解析した最新のメタ解析によると、「耳介指圧」「耳介電気刺激」を用いたtaVNSに、有意な降圧作用が確認された(前出メタ解析は鍼灸なども含む)。
著者は安佐医師会病院(広島市)の永井道明氏(執筆時は米・University of Oklahoma所属)。8月13日、EHJ Openで報告した。
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