【2026年医学はこうなる】中山 俊
アンター株式会社代表取締役CEO

【私が選んだ医学2025年の3大ニュース】
1.生成AIが「個人の便利ツール」から組織として向き合うテーマへ
2025年は、生成AIが医療現場で一気に身近になった年であった。これまでは、一部の医師がカルテやサマリー、紹介状の下書きにそっと使う便利ツールという位置付けが強かったが、2025年は情報セキュリティ委員会や倫理委員会で「生成AIをどう扱うか」が正式に議題に上がる病院が増え、民間団体や有志の医師による提言・事例集も相次いだ。「個人の工夫」から「組織としてルールを考える対象」へと扱いが変わりつつあると感じている。
海外では、米国の大規模医療システムがAI利用ポリシーを整備し、診察室での会話から診療録のドラフトを自動生成する仕組みを本格導入し始めている(MSHS AI Implementation and Use Policy)。AIが診断や治療方針を決めるのではなく、文書作成や情報整理といった間接業務を担い、医療者が患者と向き合う時間を増やす方向での活用である。日本でも今後、どこまで任せ、どこから人が責任を持つのかを診療科や病院単位で具体的に設計する段階に入っていくだろう。
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