【2026年医学はこうなる】島田英昭
東邦大学名誉教授/JCHO船橋中央病院健康管理センター

【私が選んだ医学2025年の3大ニュース】
1. 消化器外科医師数減少の深刻化:2040年に約5,000人が不足
消化器外科の患者数は2040年前後まで微減程度で推移すると予測されているが、消化器外科医の減少傾向は顕著となっている。2025年8月、厚生労働省のがん診療に関する検討会の報告書が公開され、「2040年には、がん手術を担う消化器外科医が約5,000人不足する」という見通しが示された。
現時点でも60歳以上のベテランがかなり多い状況にあり、今後5〜10年前後で驚くほど多くの消化器外科医が引退することは確実な状況である。若手医師の消化器外科離れは顕著で、「手術・緊急対応の激務」「長時間労働」「キャリアの見通しの暗さ」などが背景とされ、若手医師の減少は今後さらに進むとされている。
この問題に対し、地域によっては医療機関の集約化が本格的に検討されており、医療提供体制の再構築が急務となっている。消化器外科を含む手術医療全体の持続可能性に関わる構造的危機という点で、2025年最大のニュースといえる。
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