前回の記事(「勤務医も賢く節税!『課税所得の下げ方』を徹底解説」)では、個人型確定拠出年金(iDeCo)を軸とした節税対策について解説しました。掛け金が全額所得控除となり、運用益も非課税になるiDeCoは、所得の高い医師にとって非常に効率のよい資産形成手段です。しかし、資産形成は節税だけで完結するものではありません。どれだけ制度を上手に使っても、そもそもの原資がなければ投資は継続できません。資産形成の土台となるのは「いかにお金を稼ぐか」という点になるのです。そこで今回は、「転職・副業・スキルシェア」などを切り口に、医師がどのように収入を伸ばしていくべきかを考えてみたいと思います。特に若い世代の先生は、人的資本を最大限に活用できる時期でもあります。本業のスキルアップ、高単価アルバイトの活用、副業の可能性などを整理しながら、稼ぐ力と投資をどう結び付けるかを検討します。本編に入る前に、まずは2026年2月の相場を簡単に振り返りましょう。