日本のワクチン接種施策の原点は「信頼の向上」
脱“ワクチン後進国”に向け、国と医療者がなすべきことは何か?
東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門 特任教授/
公益財団法人宮城県結核予防会 理事長 渡辺 彰
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を契機にワクチン接種は急拡大したが、この経験を経て、日本人のワクチンに対する信頼は高まったのであろうか。従来、日本人のワクチンに対する信頼は低く、2015年および2018年に世界149カ国・地域で行われたワクチンに対する信頼度(安全性・重要性・有効性への認識)を分析した研究では、日本人の信頼度はいずれの項目でも突出して低かった1)。日本では現在、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの接種率が顕著に伸び悩んでおり、かつての状況に戻っていることが危惧される。一方で、新しいワクチンが次々と登場しており、これらを接種に結び付けることが社会課題として問われている。目指すは脱"ワクチン後進国"であり、そのための原点となる日本人のワクチンに対する信頼向上のため、われわれがなすべきことについて1つ1つ考えてみたい。
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