小野薬品工業は3月11日、米・Vertex Pharmaceuticals Incorporated社と共同開発中のPovetaciceptの第Ⅲ相臨床RAINIER 試験の中間解析結果で、主要評価項目と全ての副次的評価項目で良好な結果が得られたことを発表した。Vertex社では、米国迅速承認に向けた生物製剤承認申請(BLA)を3月末までに完了するとしている。(関連記事「Povetacicept、IgA腎症と原発性膜性腎症で有望な成績」) 同試験では、成人のIgA腎症患者に対して主要評価項目である24時間尿蛋白/クレアチニン比がベースラインと比較して52.0%減少し、プラセボ群と比較して統計的有意かつ臨床的意義のある49.8%減少を達成(P<0.0001)。副次的評価項目であるガラクトース欠損型異常糖鎖 IgA1(Gd-IgA1)もベースラインと比較して77.4%減少し、プラセボと比較して統計的有意かつ臨床的意義のある79.3%減少(P<0.0001)となった。 全般的に安全性が高く、忍容性も良好だったという。有害事象の大部分は軽度から中等度であり、関連する重篤な有害事象はなく、試験中の死亡例もなかった。