「過剰診断」はなぜ生まれる?

甲状腺がん過剰診断に伴う治療による心理的重圧

全摘術経験者の皮膚科医・北山尚美氏に聞く

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 日本人の甲状腺がんの90%が甲状腺乳頭がん(PTC)であり、リンパ節転移が高頻度に認められるが、直ちに生命予後に悪影響を及ぼすケースは少ない。PTCは全がん種の中でも予後良好とされており、世界的に「過剰診断」が議論となっている。2020年にPTCと診断され、全摘手術を受けた京都大学大学院皮膚科学教室の北山尚美氏は自らの経験を踏まえ、甲状腺がん摘出術後に続くマイナートラブルおよび、がんの診断と治療が患者に強いる心理的重圧の大きさを訴えた。

北山 尚美(きたやま なおみ)

京都大学大学院医学研究科皮膚科客員研究員・近畿大学病院非常勤医師

医師・医学博士・皮膚科専門医。京都大学大学院医学研究科博士課程修了、2026年京都大学博士(医学)取得。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、現。 甲状腺がんサバイバーでもあり、患者と医師の双方の視点から甲状腺がんに関する執筆活動も行っている。 ​

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