ST非上昇心筋梗塞への侵襲的介入、この集団にはNG!
冠動脈造影も…問われる高齢患者への治療
RCTで否定されたNSTEMI例に対する侵襲的介入の有用性
急性冠症候群(ACS)に占める「ST非上昇心筋梗塞」(NSTEMI)の割合は、加齢に従い増加する(Cardiol Rev 2015; 23: 26-32)。では高齢NSTEMI例に対して、冠動脈造影、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)、冠動脈バイパス術(CABG)などの侵襲的介入は有用だろうか。
否定的な答えを出したのが、2024年に報告されたランダム化比較試験(RCT)SENIOR-RITAである。
同試験において75歳以上のNSTEMI例に対する侵襲的介入は、非侵襲的な至適薬剤治療に比べ、「心血管(CV)死亡・心筋梗塞(MI)」を減少させなかった(N Engl J Med 2024; 391: 1673-1684)。一方、有害事象は有意ではないものの多発していた(後述)。
そして今回さらに解析を進めると、侵襲的介入により至適薬剤治療に比べ、CV転帰が増悪する可能性のある患者群の存在も明らかになった。SENIOR-RITA試験の事前設定追加解析の結果として4月21日、英・Newcastle UniversityのFrancesca Rubino氏らがJAMA Netw Openで報告した。
近時報告された、わが国からの高齢者に対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)の長期観察データも合わせて紹介したい。
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