新規リポソーム型CHK1阻害薬が固形がんで好成績
住友ファーマ/Sumitomo Pharma America
住友ファーマと米子会社のSumitomo Pharma Americaは昨日(6月2日)、抗がん薬として開発中のリポソーム型選択的チェックポイントキナーゼ(CHK)1阻害薬(開発コードSMP-3124LP)について、固形がんを対象とした第1/2相試験における良好な成績を米国臨床腫瘍学会(ASCO 2026)で報告したと発表した。
同薬は、選択的CHK1阻害薬をポリエチレングリコール(PEG)で修飾したリポソームに封入した注射薬。CHK1はDNA 損傷応答によって活性化され、細胞周期を停止してDNA修復を誘導するセリン/スレオニンキナーゼ。
同試験の第Ⅰ相パートでは進行固形がん患者61例を対象に20、40、60、90 mg/m2の4用量を2週間隔で静注した。有効性評価が可能な56例における病勢制御率は48.2%、部分奏効が5例(プラチナ抵抗性卵巣がん、肛門扁平上皮がん各2例、FBXW7変異大腸がん1例)、安定病変が22例だった。忍容性はおおむね良好で、安全性プロファイルも管理可能だった。
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