アスペルギルス症の新機序経口抗真菌薬olorofim、第Ⅲ相で好結果
塩野義製薬
塩野義製薬は昨日(6月18日)、英・F2G社と共同開発中の新機序の経口抗真菌薬olorofimに関する進展を報告。侵襲性アスペルギルス症患者を対象とした国際第Ⅲ相臨床試験OASISにおいて、主要評価項目を達成したと発表した。
Olorofimは、真菌の生育に必須であるピリミジン合成経路を阻害することで抗真菌活性を示す。同試験の対象は、アゾール系抗真菌薬に対して抵抗性のある、またはその使用が困難な侵襲性アスペルギルス症患者。主要評価項目とした治療開始後42日時の全死亡率は、ポリエンマクロライド系抗真菌薬アムビゾーム群が24.3%、olorofim群が23.8%と非劣性が示された(群間差-0.5%ポイント、95%CI -13.1~10.8%ポイント)。
安全性上の新たな懸念は認められず、治験担当医が薬剤と関連があると判断した有害事象の発現率はアムビゾーム群が63.9%、olorofim群が35.8%だった。対照薬の副作用として知られる腎機能関連有害事象もolorofim群は低い傾向を示した。
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