インタビュー

新時代への第一歩を踏み出したMASLD診療

GL改訂と治療薬承認で臨床が変わる

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 代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)の診療が、大きな転換点を迎えている。今年(2026年)4月に『MASLD診療ガイドライン(GL)2026』が刊行され、6月には国内初の代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)治療薬としてGLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ)の適応拡大が承認された。GL作成副委員長を務めた東京女子医科大学消化器内科講師の小木曽智美氏に、改訂の要点と今後の展望について聞いた。(関連記事「MASLD診断、肝生検依存から非侵襲的評価へ」)

小木曽 智美(こぎそ ともみ)

東京女子医科大学 消化器内科 講師

1997年東京女子医科大学卒業後、同大学消化器内科に入局。関連病院での研修を経て、2003年より国立国際医療研究センター総合診療科に勤務。2006年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校分子生物学教室へ留学。2009年より東京女子医科大学消化器内科に勤務し、現在に至る。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本移植学会移植認定医などの資格を有し、日本消化器病学会および日本肝臓学会では専門医・指導医、学会評議員を務める。『MASLD診療ガイドライン2026』作成副委員長、『FALD診療の手引き』作成委員、キャリア支援委員会関東支部委員長などを務め、診療・研究に加え、若手医師の育成やキャリア支援にも積極的に取り組んでいる。

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