「骨質30%神話」の素性を糺す
日本の骨粗鬆症医療を迷走させる「検証されない仮説」
初めに
米食品医薬品局(FDA)は昨年(2025年)12月、閉経後骨粗鬆症を対象とする新薬開発において、大腿骨近位部骨密度(total hip BMD)を骨折抑制効果に代わる代替評価項目(surrogate endpoint)として正式に認定した(関連記事「歴史的転換!『骨折評価なしで骨粗鬆症薬を承認』」)。
この歴史的な決定は、日本の骨粗鬆症医療で長年にわたり喧伝されてきた「骨質」ではなく、「骨密度」が「骨強度」を代替できる科学的エビデンスとして認められたことを意味する。では、「骨強度=骨密度70%+骨質30%」という日本の都市伝説「骨質30%神話」は、いったいどこから生まれ、なぜ四半世紀以上にわたり日本の骨粗鬆症医療にはびこってきたのだろうか。
全文を読むにはログインが必要です
ログインして全文を読む
無料でいますぐ
会員登録を行う
- ご利用無料、14.5万人の医師が利用
- 医学・医療の最新ニュースを毎日お届け
- ギフト券に交換可能なポイントプログラム
- 独自の特集・連載、学会レポートなど充実のコンテンツ
\ 60秒でかんたん登録 /
会員登録














