中医協ウォッチング

混乱必至!? 「OTC類似薬」のかくも曖昧な制度設計

実務、判断は現場に「丸投げ」状態

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〔編集部から〕中央社会保険医療協議会(中医協)総会では毎回、多岐にわたる議題について活発な議論が交わされます。本連載では、医療ジャーナリスト・村上和巳氏がその中から重要なテーマを厳選し、議論のポイントや背景を分かりやすく解説します。

 

今回のポイント

  • ・「OTC類似薬」一部保険外療養負担の「中間とりまとめ」を事務局が報告
  • ・診療側からは業務負担増への懸念が噴出
  • ・査定時の対応は未定

 

議論の概要:第655回中医協総会

 8月26日の第655回中医協総会では、来年(2027年)3月から保険外での別途負担徴収が決まった「OTC類似薬」の対象や範囲に関する議論が行われた。診療側委員からは、患者説明や会計窓口での混乱を懸念する声が相次いだ。

村上 和巳(むらかみ かずみ)

医療ジャーナリスト/日本医学ジャーナリスト協会理事

医療専門紙の記者を経て、2001年からフリーランスのジャーナリストとして活動。医療、災害・防災、国際紛争を中心に、各種メディアで執筆活動を行う。共著に、東日本大震災から3年目をレポートした『震災以降』、一般向けにがんの知識をまとめた『二人に一人ががんになる』がある。

村上 和巳
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