オーゼイフル、NT1患者に有効
武田薬品工業
武田薬品工業は本日(9月10日)、経口のオレキシン2受容体(OX2R)作動薬である オベポレクストン(商品名オーゼイフル錠)について、ナルコレプシータイプ1(NT1)患者を対象に実施した2つの第Ⅲ相臨床試験において、全ての用量群でプラセボと比較して一貫した、臨床的に意義のある統計学的に有意な改善を示したと発表した。結果の詳細はN Engl J Med(2026年9月9日オンライン版)に掲載された。
これらの試験では、オベポレクストンは12週間にわたり、覚醒維持、眠気、カタプレキシー(情動脱力発作)、疾患重症度およびQOLに関する評価項目において、すべての用量群でプラセボと比較して一貫した、臨床的に意義のある統計学的に有意な改善を示した(p<0.001)。これらの改善は各評価項目における最も早い評価時点から認められ、試験期間を通じて維持された。12週時点における週間カタプレキシー発現頻度の中央値の減少率は、オベポレクストン群で79.0%〜88.8%であったのに対し、プラセボ群では27.7%〜39.1%だった。
NT1は、オレキシン欠乏によって引き起こされる慢性かつ希少な神経疾患。NT1患者は、日中の過度の眠気(EDS)、カタプレキシー、夜間睡眠の分断、睡眠麻痺、幻覚、認知機能に関する症状など、日中および夜間にわたるさまざまな症状を経験する。24時間にわたって影響するこの疾患は、仕事、学業、社会的な交流を含む、患者の日常生活の多くの側面に深刻な影響を及ぼすことがある。
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