新薬エクスプレス

Emugrobar、肥満症での開発を中止しSMAで開発再開

中外製薬/ロシュ

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 中外製薬は昨日(9月28日)、自社が創出しスイス・ロシュが開発中の潜在型ミオスタチンスイーピング抗体emugrobart(開発コードGYM329)について、肥満症を対象とした臨床開発を中止し、ロシュによる同薬の開発を終了することを決定したと発表した。これに伴い同薬に関する全てのライセンス権が中外製薬に返還される。

 今回の決定は、肥満症患者を対象に実施中の第Ⅱ相GYMINDA試験の中間解析結果を含む、これまでに得られたデータの総合的な評価に基づくもの。事前に設定した臨床的に意味のある体重減少の達成が困難であると判断した。

 今年(2026年)3月に、ロシュは脊髄性筋萎縮症(SMA)および顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)に対する同薬の開発中止を公表している(関連記事「Emugrobart、SMAおよび筋ジスでの開発中止」)。同社からのライセンス権返還を受け、中外製薬はこれまでの安全性や長期データ、第Ⅲ相試験デザインの改良などを踏まえ、SMAでの開発再開に向けた準備を開始するとしている。

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