「日常診療測定」血圧は過剰治療を招く?
「測定手順遵守」血圧との乖離は想像以上
ガイドラインに記載された数字の根拠はRCTだが…
診療ガイドラインでは、さまざまな数字が推奨されている。高血圧であれば、治療を開始すべき血圧レベルに始まり、降圧目標値などだ。そしてこれらの数字の多くは、その根拠をランダム化比較試験(RCT)で得られたデータに求めている。
しかし、RCTで測定された「厳密な測定手順を遵守した血圧」と「日常臨床で測定された血圧」は、想像以上に「かけ離れている」ようだ。スウェーデンの1万例近くを対象とした解析から明らかになった。
RCTにおける「測定手順遵守」血圧から大幅に乖離した「日常診療測定」血圧を、はたして高血圧治療の指標にして大丈夫なのだろうか。
J Intern Med 9月24日掲載の論文を紹介したい。著者はスウェーデン・Umeå大学のOlivia Gästgivars氏ら。
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