高濃度ヒト免疫グロブリン製剤、第Ⅱ/Ⅲ相試験の続報でも良好な結果
武田薬品工業
武田薬品工業は昨日(10月15日)、開発中の人免疫グロブリン20%/ボルヒアルロニダーゼ アルファ配合剤(開発コードTAK-881)について、原発性免疫不全症(PID)を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験TAK-881-3001の結果を続報。16歳以上の患者において、生物学的製剤基準pH4処理酸性人免疫グロブリン(商品名ハイキュービア10%皮下注セット)と同じ免疫グロブリン用量を50%少ない液量で投与でき、1投与部位あたりの投与時間の中央値を56.2分(42.6%)短縮したと発表した。(関連記事「高濃度ヒト免疫グロブリン製剤、原発性免疫不全症の第Ⅱ/Ⅲ相試験で好成績」)
感染症に対する防御効果について、TAK-881はハイキュービア10%製剤と同等の免疫防御を示した。重篤な細菌感染症の年換算感染症発現率の平均値は0.0558(95%CI 0.0197~0.121)と低値だった。ハイキュービア10%製剤での治療期間における急性の重篤な細菌感染症の報告はなかった。安全性プロファイルに関して、新たな安全性シグナルやTAK-881に関連する重篤な有害事象は確認されなかった。
同社は「結果の詳細は、第22回欧州免疫不全学会(ESID 2026)で発表される」と説明した。
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