新薬エクスプレス

ベドリズマブ、ステロイド非使用で潰瘍性大腸炎関連合併症リスク低下

武田薬品工業

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする

 武田薬品工業は(10月20日)までに、潰瘍性大腸炎(UC)治療薬でα4β7インテグリン阻害薬のベドリズマブ(商品名エンタイビオ)について、第Ⅳ相ランダム化試験VERDICTの新たなデータを発表した。(関連記事「潰瘍性大腸炎、ベドリズマブ開始で長期に病勢安定」)

 同試験の対象は、中等症~重症の成人UC患者672例。全例にベドリズマブを静脈内投与し、コルチコステロイド非使用(CSF)での①症候的寛解、②症候的寛解および内視鏡的寛解、③症候的寛解、内視鏡的寛解および組織学的寛解から成る疾患クリアランス-を目指す3群に割り付けた。

 検討の結果、48週時におけるCSF目標達成率は、①群が74.1%、②群が56.3%、③群が52.1%、全体では約6割が各群に設定された目標を達成。また、各群の目標達成例を対象とした最長80週の追跡において、①群と比べ③群では初回のUC関連合併症発現までの期間が有意に延長し(ハザード比 0.33、95%CI 0.17~0.67、P=0.0014)、主要評価項目を達成した。

 安全性プロファイルは既報とおおむね一貫しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。なお、結果の詳細は欧州消化器病学会週間(UEG Week 2026)で発表された。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする