新薬エクスプレス

感染症領域3剤、ゾコーバ、フェトロージャ、olorofimの最新データを発表

塩野義製薬

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 塩野義製薬は昨日(10月21日)までに、抗ウイルス薬エンシトレルビル フマル酸(商品名ゾコーバ)、グラム陰性菌感染症治療薬セフィデロコル(商品名フェトロージャ)、英・F2G社と共同開発中の新機序の経口抗真菌薬olorofimについての最新データを、米国感染症学会週間Infectious Disease Week 2026(IDWeek 2026)で報告すると発表した。(関連記事「ゾコーバ、欧州でも曝露後発症予防として承認」「グラム陰性菌治療薬、小児適応追加申請をFDAが受理」「アスペルギルス症の新機序経口抗真菌薬olorofim、第Ⅲ相で好結果」)

 エンシトレルビルは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の曝露後発症予防を検証したSCORPIO-PEPの探索的解析を報告。予防投与後に感染した患者でウイルス量や症状の重症度が低い傾向が示された他、SCORPIO-SRとSCORPIO-HRの統合解析では、感染性ウイルスの減少が認められた。

 セフィデロコルは、実臨床データからカルバペネム耐性グラム陰性菌による重症呼吸器感染症に対する有効性を示した。救済療法としての使用と比べ、治療経過の早い段階での使用では臨床効果が高い傾向が見られた。別のサーベイランス解析では、耐性緑膿菌に対しても高い感受性率を示した。

 olorofimは、侵襲性アスペルギルス症を対象とした第Ⅲ相試験OASISで主要評価項目を達成。42日時点の全死亡率でポリエンマクロライド系抗真菌薬アムビゾーム群に対する非劣性を示した他、薬剤との関連があると判断された腎有害事象の発現率は、アムビゾーム群より低かった。

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