「OTC類似薬」制度で、水虫の外用薬はどうなる?
複雑な対象設定、今後の議論次第で変更も
水虫の根本的な治療が期待できる外用の抗真菌薬
今回の「OTC類似薬」の対象には、水虫(足白癬)の治療に用いる外用の抗真菌薬も含まれています。
そもそも水虫は、「白癬菌」という真菌が皮膚の角質層に感染することで起こる疾患です。外用の「抗真菌薬」は、この「白癬菌」を退治することで水虫の“根本的な治療”ができる薬として、診療ガイドラインでも最も高い推奨度に設定されています1)。
この外用の「抗真菌薬」は、医療用医薬品だけでなく、ドラッグストアなどで購入できるOTC医薬品としても数多く販売されています。つまり、一般的な足白癬であれば、こうしたOTC医薬品を活用したセルフメディケーションでも完治を目指した根本的な治療ができる2)、ということです。
このことから、医療用医薬品として処方される外用の「抗真菌薬」の一部が「OTC類似薬」の対象に指定されています3)。ところが、現在指定されている「OTC類似薬」の対象は、同じ成分のOTC医薬品の商品があるかどうかだけでは判断できません。対象になるもの/ならないものが複雑に入り混じった状態になっています(表)。
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