MPA・GPA治療薬タブネオスの中止・切り替えの患者説明文書掲出
日本腎臓学会/日本リウマチ学会
日本腎臓学会と日本リウマチ学会は本日(11月5日)、C5a受容体拮抗薬アバコパン(商品名タブネオス)の中止・切り替えに際しての患者説明用文書を、厚生労働省の指導のもと、合同のタスクフォースで作成したと発表した。(関連記事「アバコパン計画的中止の対応案を公開」)
同薬は、承認の根拠となった臨床試験でデータの信頼性に問題があることが分かり論文が取り下げられたこと、また重い肝障害も報告されていることを踏まえ、今年(2026年)10月に厚労省から、新たな患者への使用を控え、服用中の患者についても原則として中止または他の治療への切り替えを検討するよう通知が出されていた。これを受け、顕微鏡的多発血管炎(MPA)または多発血管炎性肉芽腫症(GPA)を治療中で、同薬を計画的に中止する患者とその家族向けに文書を作成した。
文書では、寛解期には寛解維持のための薬が適切に使われているかを確認し、中止という理由だけで全ての患者にステロイド薬を追加・増量するわけではないこと、肝障害が疑われる場合は計画的な中止とは対応が異なることなどが記載されている。
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