タルラタマブ+デュルバルマブ、ES-SCLC維持療法でOS延長
アムジェン
アムジェンは、昨日(11月4日)、二重特異性T細胞誘導抗体タルラタマブ(商品名イムデトラ)と抗PD-L1抗体デュルバルマブ(商品名イミフィンジ)の併用療法が、進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)の一次治療における維持療法として死亡リスクを58%低下させたとする第Ⅲ相DeLLphi-305試験の中間解析結果を発表した。 (関連記事「タルラタマブでSCLC患者の死亡リスクが40%低下」)
同試験は、デュルバルマブ、プラチナ製剤を含む化学療法およびエトポシドによる初回治療後に病勢進行が認められなかったES-SCLC患者563例を、併用群とデュルバルマブ単剤群に1対1で割り付けた国際共同第Ⅲ相ランダム化非盲検試験。主要評価項目である全生存(OS)の中央値は、併用群21.1カ月、単剤群12.7カ月だった(HR 0.42、95%CI 0.32~0.54)。無増悪生存(PFS)の中央値はそれぞれ7.4カ月、1.9カ月だった(同0.34、0.28~0.42)。結果は欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2026年年次総会で発表され、NEJM(10月24日オンライン版)に同時掲載された。
グレード3以上の治療関連有害事象は併用群20.9%、単剤群10.8%に認められた。サイトカイン放出症候群はタルラタマブ投与例の49.6%に認められ、大部分はグレード1または2だった。なお、同薬の一次治療における維持療法は国内未承認。
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