薬剤詳細データ

一般名

ジアゼパムシロップ

製品名

セルシンシロップ0.1%

薬効名

催眠鎮静剤,抗不安剤

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薬剤名

セルシンシロップ0.1%

yj-code

1124017Q1032

添付文書No

1124017Q1032_2_08

改定年月

2023-08

第1版

一般名

ジアゼパムシロップ

薬効分類名

マイナートランキライザー


用法・用量

通常、成人には1回ジアゼパムとして2~5mgを1日2~4回経口投与する。ただし、外来患者は原則として1日量ジアゼパムとして15mg以内とする。また、小児に用いる場合には、3歳以下は1日量ジアゼパムとして1~5mgを、4~12歳は1日量ジアゼパムとして2~10mgを、それぞれ1~3回に分割経口投与する。筋痙攣患者に用いる場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして2~10mgを1日3~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。麻酔前投薬の場合は、通常成人には1回ジアゼパムとして5~10mgを就寝前または手術前に経口投与する。なお、年齢、症状、疾患により適宜増減する。

効能・効果

神経症における不安・緊張・抑うつ うつ病における不安・緊張 心身症(消化器疾患、循環器疾患、自律神経失調症、更年期障害、腰痛症、頸肩腕症候群)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ 下記疾患における筋緊張の軽減脳脊髄疾患に伴う筋痙攣・疼痛 麻酔前投薬

相互作用:併用禁忌

リトナビル


ノービアⓇ


ニルマトレルビル・リトナビル


パキロビッドⓇ


過度の鎮静や呼吸抑制等が起こる可能性がある。


チトクロームP450に対する競合的阻害により、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測されている。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体


バルビツール酸誘導体等


モノアミン酸化酵素阻害剤


オピオイド鎮痛剤


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。


アルコール(飲酒)


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。


シメチジン


オメプラゾール


エソメプラゾール


ランソプラゾール


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスがシメチジンとの併用により27~51%、オメプラゾールとの併用により27~55%減少することが報告されている。本剤の代謝、排泄を遅延させるおそれがある。


シプロフロキサシン


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスが37%減少することが報告されている。


フルボキサミンマレイン酸塩


眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。


本剤のクリアランスが65%減少することが報告されている。


強いCYP3Aを阻害する薬剤


コビシスタットを含有する製剤


ボリコナゾール等


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。


CYP3A4で代謝される薬剤


アゼルニジピン


ホスアンプレナビル等


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。


本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


エトラビリン


本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。


エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


マプロチリン塩酸塩


1)眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が増強することがある。2)併用中の本剤を急速に減量又は中止すると痙攣発作がおこる可能性がある。


1)相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。2)本剤の抗痙攣作用により抑制されていたマプロチリン塩酸塩の痙攣誘発作用が本剤の減量・中止によりあらわれることが考えられている。


ミルタザピン


鎮静作用が増強されるおそれがある。また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。


相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。


バルプロ酸ナトリウム


本剤の作用が増強することがある。


本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。


ダントロレンナトリウム水和物


ボツリヌス毒素製剤


筋弛緩作用が増強する可能性がある。


相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。


リファンピシン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


アパルタミド


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。


シナカルセト


エボカルセト


これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。


血漿蛋白結合率が高いことによる。


無水カフェイン


本剤の血中濃度が減少することがある。


不明


副作用:重大な副作用

1: 依存性、離脱症状(いずれも頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。2: 刺激興奮、錯乱(いずれも頻度不明)

3: 呼吸抑制(頻度不明)

-慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦、霧視、複視、多幸症
肝臓 -黄疸
血液 -顆粒球減少、白血球減少
循環器 -頻脈、血圧低下
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇
過敏症 -発疹
その他 -倦怠感、脱力感、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 308,492 54,397 84,828 95,893 63,442 16,267 18,882 3,001 7,521 3,234 2,104 0
女性 389,464 38,286 88,065 99,952 60,493 60,497 18,702 16,417 13,358 12,451 5,927 0
合計 767,047 92,683 172,893 195,845 123,935 76,764 37,584 19,418 20,879 15,685 8,031 0
男性 308,492 54,397 84,828 95,893 63,442 16,267 18,882 3,001 7,521 3,234 2,104 0
女性 389,464 38,286 88,065 99,952 60,493 60,497 18,702 16,417 13,358 12,451 5,927 0
合計 767,047 92,683 172,893 195,845 123,935 76,764 37,584 19,418 20,879 15,685 8,031 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道16,042
東北112,238
関東308,444
中部56,401
近畿71,412
中国・四国117,433
九州82,358
合計767,047
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道16,042
北東北16,970
南東北83,217
北関東54,358
南関東254,086
甲信越6,189
北陸2,868
東海54,632
関西64,124
中国100,072
四国17,361
北九州57,242
南九州22,866
沖縄4,500
合計767,047
都道府県別
都道府県名 合計
北海道16,042
青森県7,946
岩手県12,051
宮城県52,616
秋田県9,024
山形県11,666
福島県18,935
茨城県27,525
栃木県1,190
群馬県25,643
埼玉県70,056
千葉県39,376
東京都93,786
神奈川県50,868
新潟県2,432
富山県0
石川県0
福井県2,868
山梨県0
長野県3,757
岐阜県19,440
静岡県11,480
愛知県16,424
三重県7,288
滋賀県0
京都府1,938
大阪府39,580
兵庫県3,312
奈良県19,294
和歌山県0
鳥取県7,200
島根県0
岡山県9,758
広島県65,482
山口県17,632
徳島県13,432
香川県0
愛媛県3,929
高知県0
福岡県21,803
佐賀県5,715
長崎県10,290
熊本県16,272
大分県3,162
宮崎県21,614
鹿児島県1,252
沖縄県2,250
合計767,047
更新予告まとめ