薬剤詳細データ

一般名

フェノバルビタール

製品名

フェノバルビタール散10%「マルイシ」

薬効名

催眠鎮静剤,抗不安剤

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薬剤名

フェノバルビタール散10%「マルイシ」

yj-code

1125003B2139

添付文書No

1125003B2139_2_14

改定年月

2024-02

第1版

一般名

フェノバルビタール

薬効分類名

催眠鎮静剤、抗けいれん剤


用法・用量

効能又は効果 用法及び用量 不眠症 フェノバルビタールとして、通常成人1回30~200mgを就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 不安緊張状態の鎮静 フェノバルビタールとして、通常成人1日30~200mgを1~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 てんかんのけいれん発作 自律神経発作、精神運動発作

効能・効果

不眠症 不安緊張状態の鎮静 てんかんのけいれん発作 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)、焦点発作(ジャクソン型発作を含む) 自律神経発作、精神運動発作

相互作用:併用禁忌

ボリコナゾール(ブイフェンド)タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ)マシテンタン(オプスミット)チカグレロル(ブリリンタ)アルテメテル・ルメファントリン(リアメット配合錠)ダルナビル・コビシスタット(プレジコビックス配合錠)


ドラビリン


(ピフェルトロ)


イサブコナゾニウム


(クレセンバ)


これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


ミフェプリストン・ミソプロストール


(メフィーゴ)


ミフェプリストンの代謝が促進され、血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがあるので、本剤の影響がなくなるまで投与しないこと。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


リルピビリン(エジュラント)


リルピビリンの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


ニルマトレルビル・リトナビル


(パキロビッド)


ニルマトレルビル及びリトナビルの血中濃度が低下し、抗ウイルス作用の消失や耐性出現のおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン(オデフシィ配合錠)


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ビクタルビ配合錠)


ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するため、この薬剤の効果が減弱し、この薬剤に対する耐性が発現する可能性がある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(シムツーザ配合錠)


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ゲンボイヤ配合錠)


エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ソホスブビル・ベルパタスビル(エプクルーサ配合錠)


ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ドルテグラビル・リルピビリン(ジャルカ配合錠)


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。


カボテグラビル


(ボカブリア)


カボテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤のUGT1A1誘導作用によると考えられている。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、トランキライザー、トピラマート等


抗ヒスタミン剤


ジフェンヒドラミン等


アルコール


相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


相加的中枢神経抑制作用による。


MAO阻害剤


相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


機序不明


三環系抗うつ剤


イミプラミン等


四環系抗うつ剤


マプロチリン等


(1)相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。(2)これらの抗うつ剤の血中濃度が低下することがある 。


(1)相加的中枢神経抑制作用による。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


メチルフェニデート


本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤を減量するなど注意すること。


メチルフェニデートが肝代謝を抑制すると考えられている。


バルプロ酸


(1)本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。(2)バルプロ酸の血中濃度が低下することがある 。


(3)バルプロ酸による高アンモニア血症の発現リスクが高まるおそれがある 。


(1)バルプロ酸が肝代謝を抑制する。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


(3)機序不明


スチリペントール


(1)本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。


(2)スチリペントールの血中濃度が低下することがある 。


(1)スチリペントールが肝代謝を抑制する。


(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


クロバザム


(1)本剤の血中濃度が上昇することがある。(2)クロバザムの血中濃度が低下することがある 。


(1)機序不明(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


イリノテカン


イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


主にCYP3Aの基質となる薬剤


アゼルニジピンイグラチモドイマチニブカルバマゼピンシクロスポリンゾニサミドタクロリムスフェロジピンベラパミルモンテルカスト等副腎皮質ホルモン剤


デキサメタゾン等


卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤


ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等


PDE5阻害剤


タダラフィル(勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合:シアリス、ザルティア)、シルデナフィル、バルデナフィル


これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


アミノフィリン水和物クロラムフェニコールテオフィリンパロキセチンフレカイニド


メトロニダゾール


これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


ラモトリギンデフェラシロクスカナグリフロジンラルテグラビル


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤がこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する。


ルフィナミド


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


機序不明


アピキサバン


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ソホスブビルレジパスビル・ソホスブビルグレカプレビル・ピブレンタスビルテノホビル アラフェナミド


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤のP糖蛋白誘導作用による。


ドルテグラビルドルテグラビル・ラミブジンドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン


ドルテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。


レナカパビルナトリウム


レナカパビルの血漿中濃度が低下する可能性があり、レナカパビルの効果が減弱し、レナカパビルに対する耐性が発現する可能性がある。本剤との併用は推奨されない。


本剤の中程度のCYP3A、P-gp及びUGT1A1誘導作用による。


ドキシサイクリン


ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリン


クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがあるので、通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整すること。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


アルベンダゾール


アルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し、効果が減弱することがある。


機序不明


利尿剤


チアジド系降圧利尿剤等


起立性低血圧が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


機序は不明であるが、高用量の本剤は血圧を低下させることがある。


アセタゾラミド


クル病、骨軟化症があらわれやすい。


本剤によるビタミンDの不活性化促進、又はアセタゾラミドによる腎尿細管障害、代謝性アシドーシス等が考えられている。


アセトアミノフェン


本剤の長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝障害を生じやすくなる。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導作用によると考えられている。


リオチロニンナトリウム


レボチロキシンナトリウム水和物


これらの薬剤の血中濃度を低下させることがあるので、併用する場合にはこれらの薬剤を増量するなど慎重に投与すること。


本剤は甲状腺ホルモンの異化を促進すると考えられている。


本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。


本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)

-発熱、紅斑、水疱・びらん、瘙痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。2: 過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。3: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、不眠、けいれん、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱又は抑うつ状態等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。,,,4: 顆粒球減少(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

5: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。,6: 呼吸抑制(頻度不明)

-,,

副作用:その他副作用


過敏症 -猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹
血液 -血小板減少、巨赤芽球性貧血
肝臓 -AST・ALT・γ-GTPの上昇等の肝機能障害、黄疸
腎臓 -蛋白尿等の腎障害
精神神経系 -眠気、アステリキシス(asterixis)、眩暈、頭痛、せん妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、運動失調、精神機能低下、興奮、多動
消化器 -食欲不振
骨・歯 -クル病 、骨軟化症 、歯牙の形成不全 、低カルシウム血症
内分泌系 -甲状腺機能検査値(血清T4値等)の異常
その他 -血清葉酸値の低下、ヘマトポルフィリン尿 、発熱

薬剤名

フェノバルビタール散10%「マルイシ」

yj-code

1125003B2139

添付文書No

1125003B2139_2_14

改定年月

2024-02

第1版

一般名

フェノバルビタール

薬効分類名

催眠鎮静剤、抗けいれん剤


用法・用量

効能又は効果 用法及び用量 不眠症 フェノバルビタールとして、通常成人1回30~200mgを就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 不安緊張状態の鎮静 フェノバルビタールとして、通常成人1日30~200mgを1~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 てんかんのけいれん発作 自律神経発作、精神運動発作

効能・効果

不眠症 不安緊張状態の鎮静 てんかんのけいれん発作 強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)、焦点発作(ジャクソン型発作を含む) 自律神経発作、精神運動発作

相互作用:併用禁忌

ボリコナゾール(ブイフェンド)タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合:アドシルカ)マシテンタン(オプスミット)チカグレロル(ブリリンタ)アルテメテル・ルメファントリン(リアメット配合錠)ダルナビル・コビシスタット(プレジコビックス配合錠)


ドラビリン


(ピフェルトロ)


イサブコナゾニウム


(クレセンバ)


これらの薬剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


ミフェプリストン・ミソプロストール


(メフィーゴ)


ミフェプリストンの代謝が促進され、血中濃度が低下し効果が減弱するおそれがあるので、本剤の影響がなくなるまで投与しないこと。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


リルピビリン(エジュラント)


リルピビリンの代謝が促進され、血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


ニルマトレルビル・リトナビル


(パキロビッド)


ニルマトレルビル及びリトナビルの血中濃度が低下し、抗ウイルス作用の消失や耐性出現のおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用による。


リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン(オデフシィ配合錠)


リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ビクタルビ配合錠)


ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するため、この薬剤の効果が減弱し、この薬剤に対する耐性が発現する可能性がある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(シムツーザ配合錠)


ダルナビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド(ゲンボイヤ配合錠)


エルビテグラビル、コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ソホスブビル・ベルパタスビル(エプクルーサ配合錠)


ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ドルテグラビル・リルピビリン(ジャルカ配合錠)


ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。


カボテグラビル


(ボカブリア)


カボテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤のUGT1A1誘導作用によると考えられている。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、トランキライザー、トピラマート等


抗ヒスタミン剤


ジフェンヒドラミン等


アルコール


相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


相加的中枢神経抑制作用による。


MAO阻害剤


相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


機序不明


三環系抗うつ剤


イミプラミン等


四環系抗うつ剤


マプロチリン等


(1)相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。(2)これらの抗うつ剤の血中濃度が低下することがある 。


(1)相加的中枢神経抑制作用による。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


メチルフェニデート


本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤を減量するなど注意すること。


メチルフェニデートが肝代謝を抑制すると考えられている。


バルプロ酸


(1)本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。(2)バルプロ酸の血中濃度が低下することがある 。


(3)バルプロ酸による高アンモニア血症の発現リスクが高まるおそれがある 。


(1)バルプロ酸が肝代謝を抑制する。(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


(3)機序不明


スチリペントール


(1)本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。


(2)スチリペントールの血中濃度が低下することがある 。


(1)スチリペントールが肝代謝を抑制する。


(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


クロバザム


(1)本剤の血中濃度が上昇することがある。(2)クロバザムの血中濃度が低下することがある 。


(1)機序不明(2)本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


イリノテカン


イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


主にCYP3Aの基質となる薬剤


アゼルニジピンイグラチモドイマチニブカルバマゼピンシクロスポリンゾニサミドタクロリムスフェロジピンベラパミルモンテルカスト等副腎皮質ホルモン剤


デキサメタゾン等


卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤


ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等


PDE5阻害剤


タダラフィル(勃起不全、前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合:シアリス、ザルティア)、シルデナフィル、バルデナフィル


これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


アミノフィリン水和物クロラムフェニコールテオフィリンパロキセチンフレカイニド


メトロニダゾール


これらの薬剤の血中濃度が低下し、作用が減弱することがあるので、用量に注意すること 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


ラモトリギンデフェラシロクスカナグリフロジンラルテグラビル


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤がこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する。


ルフィナミド


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


機序不明


アピキサバン


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用及びP糖蛋白誘導作用による。


ソホスブビルレジパスビル・ソホスブビルグレカプレビル・ピブレンタスビルテノホビル アラフェナミド


これらの薬剤の血中濃度が低下することがある 。


本剤のP糖蛋白誘導作用による。


ドルテグラビルドルテグラビル・ラミブジンドルテグラビル・アバカビル・ラミブジン


ドルテグラビルの血中濃度が低下するおそれがある。


本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による。


レナカパビルナトリウム


レナカパビルの血漿中濃度が低下する可能性があり、レナカパビルの効果が減弱し、レナカパビルに対する耐性が発現する可能性がある。本剤との併用は推奨されない。


本剤の中程度のCYP3A、P-gp及びUGT1A1誘導作用による。


ドキシサイクリン


ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリン


クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがあるので、通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整すること。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による。


アルベンダゾール


アルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し、効果が減弱することがある。


機序不明


利尿剤


チアジド系降圧利尿剤等


起立性低血圧が増強されることがあるので、減量するなど注意すること。


機序は不明であるが、高用量の本剤は血圧を低下させることがある。


アセタゾラミド


クル病、骨軟化症があらわれやすい。


本剤によるビタミンDの不活性化促進、又はアセタゾラミドによる腎尿細管障害、代謝性アシドーシス等が考えられている。


アセトアミノフェン


本剤の長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝障害を生じやすくなる。


本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN-アセチル-p-ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導作用によると考えられている。


リオチロニンナトリウム


レボチロキシンナトリウム水和物


これらの薬剤の血中濃度を低下させることがあるので、併用する場合にはこれらの薬剤を増量するなど慎重に投与すること。


本剤は甲状腺ホルモンの異化を促進すると考えられている。


本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。


本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意すること。


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)

-発熱、紅斑、水疱・びらん、瘙痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。2: 過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。3: 依存性(頻度不明)

-連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、不眠、けいれん、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱又は抑うつ状態等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。,,,4: 顆粒球減少(頻度不明)、血小板減少(頻度不明)

5: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。,6: 呼吸抑制(頻度不明)

-,,

副作用:その他副作用


過敏症 -猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹
血液 -血小板減少、巨赤芽球性貧血
肝臓 -AST・ALT・γ-GTPの上昇等の肝機能障害、黄疸
腎臓 -蛋白尿等の腎障害
精神神経系 -眠気、アステリキシス(asterixis)、眩暈、頭痛、せん妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、運動失調、精神機能低下、興奮、多動
消化器 -食欲不振
骨・歯 -クル病 、骨軟化症 、歯牙の形成不全 、低カルシウム血症
内分泌系 -甲状腺機能検査値(血清T4値等)の異常
その他 -血清葉酸値の低下、ヘマトポルフィリン尿 、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
男性 367,560 12,880 16,712 20,352 27,697 65,432 76,227 73,839 59,143 20,793 2,365 0
女性 263,881 8,695 10,557 17,542 22,554 40,813 46,254 50,931 45,237 20,560 5,222 0
合計 644,229 21,575 27,269 37,894 50,251 106,245 122,481 124,770 104,380 41,353 7,587 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道33,888
東北38,057
関東111,264
中部96,958
近畿176,625
中国・四国114,003
九州70,937
合計644,229
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道33,888
北東北16,310
南東北14,724
北関東35,808
南関東75,456
甲信越21,425
北陸15,104
東海65,366
関西171,688
中国54,671
四国59,332
北九州52,868
南九州18,069
沖縄0
合計644,229
都道府県別
都道府県名 合計
北海道33,888
青森県13,982
岩手県7,023
宮城県4,231
秋田県2,328
山形県5,963
福島県4,530
茨城県3,122
栃木県27,790
群馬県4,896
埼玉県25,877
千葉県6,594
東京都16,561
神奈川県26,424
新潟県11,581
富山県2,195
石川県3,189
福井県9,720
山梨県0
長野県9,844
岐阜県33,372
静岡県11,874
愛知県15,183
三重県4,937
滋賀県7,240
京都府27,715
大阪府68,816
兵庫県50,974
奈良県12,225
和歌山県4,718
鳥取県6,898
島根県10,297
岡山県12,160
広島県22,209
山口県3,107
徳島県29,789
香川県3,913
愛媛県10,748
高知県14,882
福岡県21,091
佐賀県5,801
長崎県0
熊本県20,105
大分県5,871
宮崎県2,556
鹿児島県15,513
沖縄県0
合計644,229
更新予告まとめ