薬剤詳細データ

一般名

【般】バルプロ酸Naシロップ5%

製品名

デパケンシロップ5%

薬効名

抗てんかん剤

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薬剤名

デパケンシロップ5%

yj-code

1139004Q1100

添付文書No

1139004Q1100_1_18

改定年月

2024-08

第4版

一般名

バルプロ酸ナトリウム

薬効分類名

抗てんかん剤


躁病・躁状態治療剤


片頭痛治療剤


用法・用量

〈各種てんかんおよびてんかんに伴う性格行動障害の治療、躁病および躁うつ病の躁状態の治療〉 通常1日量8~24mL(バルプロ酸ナトリウムとして400~1,200mg)を1日2~3回に分けて経口投与する。ただし、年齢・症状に応じ適宜増減する。 〈片頭痛発作の発症抑制〉 通常1日量8~16mL(バルプロ酸ナトリウムとして400~800mg)を1日2~3回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として20mL(バルプロ酸ナトリウムとして1,000mg)を超えないこと。

効能・効果

各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療 躁病および躁うつ病の躁状態の治療 片頭痛発作の発症抑制

相互作用:併用禁忌

カルバペネム系抗生物質


パニペネム・ベタミプロン(カルベニン)メロペネム水和物(メロペン)イミペネム水和物・シラスタチン(チエナム)


レレバクタム水和物・イミペネム水和物・シラスタチン(レカルブリオ)ビアペネム(オメガシン)ドリペネム水和物(フィニバックス)テビペネム ピボキシル(オラペネム)


てんかんの発作が再発することがある。


バルプロ酸の血中濃度が低下する。


相互作用:併用注意

バルビツール酸剤


フェノバルビタール等


バルプロ酸の作用が減弱、左記薬剤の作用が増強することがある。


左記薬剤がバルプロ酸の代謝を誘導し、バルプロ酸の血中濃度が低下する。また、左記薬剤の血中濃度を上昇させる。


フェニトインカルバマゼピン


バルプロ酸の作用が減弱、左記薬剤の作用が増強又は減弱することがある。


左記薬剤がバルプロ酸の代謝を誘導し、バルプロ酸の血中濃度が低下する。また、左記薬剤の血中濃度を上昇又は低下させる。


フェニトイン


ホスフェニトイン


フェノバルビタール


,


バルプロ酸による高アンモニア血症の発現リスクが高まるおそれがある。


機序は不明である。


エトスクシミドアミトリプチリンノルトリプチリン


左記薬剤の作用が増強することがある。


左記薬剤の血中濃度を上昇させる。


クロバザム


バルプロ酸の作用が増強されることがある。


機序は不明であるが、バルプロ酸の血中濃度が上昇する。


ラモトリギン


左記薬剤の消失半減期が約2倍延長するとの報告がある。


肝におけるグルクロン酸抱合が競合する。


ロラゼパム


左記薬剤の消失半減期が延長することがある。


肝におけるグルクロン酸抱合が競合する。


グルクロン酸抱合を誘導する薬剤


リトナビル


ニルマトレルビル・リトナビル


ロピナビル・リトナビル配合剤等


バルプロ酸の作用が減弱することがある。


肝における本剤のグルクロン酸抱合が促進される。


ベンゾジアゼピン系薬剤 ジアゼパム等ワルファリン


左記薬剤の作用が増強することがある。


遊離型の左記薬剤の血中濃度を上昇させる。


サリチル酸系薬剤


アスピリン等


バルプロ酸の作用が増強されることがある。


遊離型バルプロ酸濃度が上昇する。また、バルプロ酸の代謝が阻害される。


エリスロマイシンシメチジン


バルプロ酸の作用が増強されることがある。


左記薬剤が肝チトクロームP-450による薬物代謝を抑制し、バルプロ酸の血中濃度が上昇する。


クロナゼパム


アブサンス重積(欠神発作重積)があらわれたとの報告がある。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: 劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸、脂肪肝等(いずれも頻度不明)

-肝障害とともに急激な意識障害があらわれることがある。,2: 高アンモニア血症を伴う意識障害(頻度不明)

-,,3: 溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少(いずれも頻度不明)

4: 急性膵炎(頻度不明)

-激しい腹痛、発熱、嘔気、嘔吐等の症状があらわれたり、膵酵素値の上昇が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 間質性腎炎、ファンコニー症候群(いずれも頻度不明)

6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

7: 過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。8: 脳の萎縮、認知症様症状、パーキンソン様症状(いずれも頻度不明)

-認知症様症状として健忘、見当識障害、言語障害、寡動、知能低下、感情鈍麻等があらわれることがある。パーキンソン様症状として静止時振戦、硬直、姿勢・歩行異常等があらわれることがある。なお、これらの症状が発現した例では中止により、ほとんどが1~2ヵ月で回復している 。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビンの上昇等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム量の増加、高張尿等があらわれた場合には、水分摂取の制限等の適切な処置を行うこと。11: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)

-咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


血液 -白血球減少-貧血、好酸球増多、血小板凝集能低下、低フィブリノーゲン血症
精神神経系 -傾眠-失調、頭痛、不眠、不穏、視覚異常-感覚変化-振戦、めまい、抑うつ
消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、便秘-口内炎、下痢-食欲亢進、腹痛
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇
皮膚 -脱毛
過敏症 -発疹
泌尿器 - 夜尿・頻尿- 血尿、尿失禁
生殖器 -月経異常(月経不順、無月経)-多嚢胞性卵巣、精子数減少 、精子運動性低下
その他 -倦怠感、鼻血-口渇、浮腫、発熱-高アンモニア血症、歯肉肥厚、体重増加、カルニチン減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 15,274,036 2,500,894 3,333,734 3,577,170 2,439,822 1,731,484 804,790 640,830 1,127,534 704,719 124,787 2,898
女性 13,997,519 1,761,984 2,309,235 2,584,208 2,048,848 1,524,820 757,055 620,966 1,308,514 1,473,413 760,746 39,264
合計 32,177,715 4,262,878 5,642,969 6,161,378 4,488,670 3,256,304 1,561,845 1,261,796 2,436,048 2,178,132 885,533 42,162
男性 15,274,036 2,500,894 3,333,734 3,577,170 2,439,822 1,731,484 804,790 640,830 1,127,534 704,719 124,787 2,898
女性 13,997,519 1,761,984 2,309,235 2,584,208 2,048,848 1,524,820 757,055 620,966 1,308,514 1,473,413 760,746 39,264
合計 32,177,715 4,262,878 5,642,969 6,161,378 4,488,670 3,256,304 1,561,845 1,261,796 2,436,048 2,178,132 885,533 42,162
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,258,824
東北2,481,168
関東9,460,998
中部4,349,153
近畿7,162,575
中国・四国4,119,835
九州3,345,163
合計32,177,715
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,258,824
北東北683,724
南東北1,579,108
北関東1,918,475
南関東7,542,523
甲信越1,515,536
北陸480,483
東海2,862,403
関西6,653,306
中国2,753,302
四国1,366,533
北九州2,225,790
南九州709,424
沖縄819,898
合計32,177,715
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,258,824
青森県576,053
岩手県218,336
宮城県607,173
秋田県107,671
山形県317,005
福島県654,930
茨城県974,351
栃木県424,333
群馬県519,791
埼玉県1,628,150
千葉県1,364,243
東京都2,721,539
神奈川県1,828,591
新潟県718,511
富山県179,719
石川県121,554
福井県179,210
山梨県199,656
長野県597,369
岐阜県367,590
静岡県770,891
愛知県1,214,653
三重県509,269
滋賀県299,797
京都府819,297
大阪府3,319,888
兵庫県1,483,933
奈良県366,331
和歌山県364,060
鳥取県72,855
島根県134,812
岡山県691,875
広島県1,377,135
山口県476,625
徳島県380,930
香川県350,878
愛媛県347,062
高知県287,663
福岡県1,184,702
佐賀県170,799
長崎県285,978
熊本県435,127
大分県149,184
宮崎県294,929
鹿児島県414,495
沖縄県409,949
合計32,177,715
更新予告まとめ