薬剤詳細データ

一般名

トラマドール塩酸塩徐放錠

製品名

ツートラム錠150mg

薬効名

慢性疼痛・がん疼痛 持続性鎮痛剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ツートラム錠150mg

yj-code

1149038G4029

添付文書No

1149038G2026_1_11

改定年月

2024-05

第7版

一般名

トラマドール塩酸塩徐放錠

薬効分類名

慢性疼痛・がん疼痛 持続性鎮痛剤


用法・用量

通常、成人にはトラマドール塩酸塩として1日100~300mgを2回に分けて経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。ただし1回200mg、1日400mgを超えないこととする。

効能・効果

非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記における鎮痛 慢性疼痛疼痛を伴う各種がん

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩


エフピー


ラサギリンメシル酸塩


アジレクト


サフィナミドメシル酸塩


エクフィナ


外国において、セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)を含む中枢神経系(攻撃的行動、固縮、痙攣、昏睡、頭痛)、呼吸器系(呼吸抑制)及び心血管系(低血圧、高血圧)の重篤な副作用が報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者又は投与中止後14日以内の患者には投与しないこと。また、本剤投与中止後にモノアミン酸化酵素阻害剤の投与を開始する場合には、2~3日間の間隔をあけることが望ましい。


相加的に作用が増強され、また中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


離脱症状を起こすおそれがある。本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなり、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状が発現するおそれがある。ナルメフェンを投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。


ナルメフェンのμオピオイド受容体拮抗作用により、本剤に対して競合的に阻害する。


相互作用:併用注意

オピオイド鎮痛剤中枢神経抑制剤


フェノチアジン系薬剤、催眠鎮静剤等


痙攣閾値の低下や呼吸抑制の増強を来すおそれがある。


本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。


三環系抗うつ剤セロトニン作用薬


選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)等


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。


相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


リネゾリド


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。


リネゾリドの非選択的、可逆的モノアミン酸化酵素阻害作用により、相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。


メチルチオニニウム塩化物水和物のモノアミン酸化酵素阻害作用によりセロトニン作用が増強される。


アルコール


呼吸抑制が生じるおそれがある。


本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。


カルバマゼピン


同時あるいは前投与で本剤の鎮痛効果を下げ作用時間を短縮させる可能性がある。


本剤の代謝酵素が誘導される。


キニジン


相互に作用が増強するおそれがある。


機序不明


ジゴキシン


外国において、ジゴキシン中毒が発現したとの報告がある。


機序不明


オンダンセトロン塩酸塩水和物


本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。


本剤の中枢におけるセロトニン作用が抑制されると考えられる。


ブプレノルフィンペンタゾシン等


本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。また、退薬症候を起こすおそれがある。


本剤が作用するμ-オピオイド受容体の部分アゴニストである。


クマリン系抗凝血剤


ワルファリン


出血を伴うプロトロンビン時間の延長、斑状出血等の抗凝血作用への影響がみられたとの報告がある。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

-呼吸困難、気管支痙攣、喘鳴、血管神経性浮腫等があらわれることがある。2: 呼吸抑制(頻度不明)

3: 痙攣(頻度不明)

4: 依存性(頻度不明)

-長期使用時に、耐性、精神的依存及び身体的依存が生じることがある。本剤の中止又は減量時において、激越、不安、神経過敏、不眠症、運動過多、振戦、胃腸症状、パニック発作、幻覚、錯感覚、耳鳴等の退薬症候が生じることがある。5: 意識消失(頻度不明)

副作用:その他副作用


消化器 -悪心(41.6%)便秘(38.1%)嘔吐(15.3%)食欲減退-腹部不快感-消化不良、胃炎、腹部膨満感、下痢、胃食道逆流性疾患、上腹部痛、口内炎、出血性胃炎、口唇炎、口角口唇炎-口の錯感覚、胃腸音異常、口内乾燥、腹痛、おくび、イレウス
精神神経系 -傾眠(20.3%)浮動性めまい(10.3%)-頭痛-回転性めまい、振戦、不眠症、耳鳴、味覚不全、感覚鈍麻、頭部不快感、片頭痛、体位性めまい、錯感覚、譫妄、不安-睡眠障害、健忘、幻覚、鎮静、悪夢、落ち着きのなさ、活動性低下、異常行動、無感情、不快気分、不随意性筋収縮、記憶障害、ジスキネジー、眼振、疲労、気分変動、うつ病、頭重感、激越、抑うつ気分、両手のしびれ感、ふらつき感、不快感、協調運動異常、失神、錯乱、精神運動亢進、錯覚、言語障害
呼吸器 -呼吸困難、口腔咽頭痛、咽喉乾燥、口腔咽頭不快感、発声障害
循環器 -動悸、高血圧、ほてり-不整脈、蒼白、胸内苦悶、頻脈、徐脈、血圧上昇、血圧低下、起立性低血圧
血液凝固系 -好中球数増加-ヘマトクリット減少、血小板減少、好酸球増加・減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、白血球増加
肝臓 -肝機能異常、ALT増加、AST増加、LDH増加-Al-P増加、ビリルビン増加
皮膚 -そう痒症、多汗症-湿疹、発疹、薬疹、冷汗、蕁麻疹、寝汗
腎臓及び尿路系 -排尿困難-尿中血陽性、尿中ブドウ糖陽性、膀胱炎、頻尿、尿閉、血中クレアチニン増加、尿量減少-尿蛋白陽性、BUN増加、夜間頻尿
代謝異常 -血中尿酸増加、脱水-トリグリセリド増加
その他 -口渇(6.9%)-倦怠感、CK増加-末梢性浮腫、異常感、胸部不快感、体重減少-熱感、視力障害、背部痛、疼痛、霧視、散瞳、無力症、関節痛、四肢痛、筋骨格硬直、易刺激性、悪寒、発熱、冷感、視調節障害、心電図QT延長、浮腫、転倒

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ