薬剤詳細データ

一般名

トラマドール塩酸塩注射液

製品名

トラマール注100

薬効名

鎮痛剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

トラマール注100

yj-code

1149400A1049

添付文書No

1149400A1049_1_16

改定年月

2020-06

第1版

一般名

トラマドール塩酸塩注射液

薬効分類名

鎮痛剤


用法・用量

通常成人にはトラマドール塩酸塩として1回100~150mgを筋肉内に注射し、その後必要に応じて4~5時間毎に反復注射する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患ならびに状態における鎮痛 各種癌、術後

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩


エフピー


ラサギリンメシル酸塩


アジレクト


サフィナミドメシル酸塩


エクフィナ


外国において、セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)を含む中枢神経系(攻撃的行動、固縮、痙攣、昏睡、頭痛)、呼吸器系(呼吸抑制)及び心血管系(低血圧、高血圧)の重篤な副作用が報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者又は投与中止後14日以内の患者には投与しないこと。また、本剤投与中止後にモノアミン酸化酵素阻害剤の投与を開始する場合には、2~3日間の間隔をあけることが望ましい。


相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


ナルメフェン塩酸塩水和物


セリンクロ


離脱症状を起こすおそれがある。本剤の鎮痛作用を減弱させるため、効果を得るために必要な用量が通常用量より多くなり、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状が発現するおそれがある。ナルメフェンを投与中の患者又は投与中止後1週間以内の患者には投与しないこと。


ナルメフェンのμオピオイド受容体拮抗作用により、本剤に対して競合的に阻害する。


相互作用:併用注意

オピオイド鎮痛剤中枢神経抑制剤


フェノチアジン系薬剤、催眠鎮静剤等


痙攣閾値の低下や呼吸抑制の増強を来すおそれがある。


本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。


三環系抗うつ剤セロトニン作用薬


選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)等


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。


相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


リネゾリド


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。また、痙攣発作の危険性を増大させるおそれがある。


リネゾリドの非選択的、可逆的モノアミン酸化酵素阻害作用により、相加的に作用が増強され、また、中枢神経のセロトニンが蓄積すると考えられる。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群(錯乱、激越、発熱、発汗、運動失調、反射異常亢進、ミオクローヌス、下痢等)があらわれるおそれがある。


メチルチオニニウム塩化物水和物のモノアミン酸化酵素阻害作用によりセロトニン作用が増強される。


アルコール


呼吸抑制が生じるおそれがある。


本剤と相加的に作用が増強されると考えられる。


カルバマゼピン


同時あるいは前投与で本剤の鎮痛効果を下げ作用時間を短縮させる可能性がある。


本剤の代謝酵素が誘導されるため。


キニジン


相互に作用が増強するおそれがある。


機序不明


ジゴキシン


外国において、ジゴキシン中毒が発現したとの報告がある。


機序不明


クマリン系抗凝血剤


ワルファリン


出血を伴うプロトロンビン時間の延長、斑状出血等の抗凝血作用への影響がみられたとの報告がある。


機序不明


オンダンセトロン塩酸塩水和物


本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。


本剤の中枢におけるセロトニン作用が抑制されると考えられる。


ブプレノルフィン、ペンタゾシン等


本剤の鎮痛作用を減弱させるおそれがある。また、退薬症候を起こすおそれがある。


本剤が作用するμオピオイド受容体の部分アゴニストであるため。


副作用:重大な副作用

1: ショック(0.2%)、アナフィラキシー(頻度不明)

-呼吸困難、気管支痙攣、喘鳴、血管神経性浮腫等があらわれることがある。2: 呼吸抑制(頻度不明)

3: 痙攣(頻度不明)

4: 依存性(頻度不明)

-長期使用時に、耐性、精神的依存及び身体的依存が生じることがある。本剤の中止又は減量時において、激越、不安、神経過敏、不眠症、運動過多、振戦、胃腸症状、パニック発作、幻覚、錯感覚、耳鳴等の退薬症候が生じることがある。5: 意識消失(頻度不明)

副作用:その他副作用


呼吸器 -呼吸困難、口腔咽頭痛、咽喉乾燥、口腔咽頭不快感、発声障害
循環器 -心悸亢進、冷汗、血圧低下、顔面蒼白、胸内苦悶-不整脈-血圧上昇、ほてり、起立性低血圧、頻脈、徐脈、高血圧
血液凝固系 -好中球増加、好酸球増加・減少、リンパ球減少、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、白血球増加、血小板減少
精神神経系 -傾眠、睡眠障害、頭痛、頭重感、興奮、虚脱感、鎮静、疲労感、浮動性めまい、ふらつき感、不快感-耳鳴、不安感、両手のしびれ感-譫妄、幻覚、振戦、体位性めまい、いらいら感、錯感覚、不随意性筋収縮、協調運動異常、失神、錯乱、悪夢、気分変動、活動低下・亢進、行動障害、知覚障害、言語障害、不眠症、感覚鈍麻、味覚異常、記憶障害、健忘、ジスキネジー、眼振、回転性めまい、うつ病、落ち着きのなさ、無感情、不快気分
消化器 -悪心-嘔吐-腹部膨満感、腹鳴-食欲不振、便秘、下痢、胃不快感、上腹部痛、口内乾燥、食欲減退、口内炎、消化不良、腹痛、胃炎、口唇炎、胃食道逆流性疾患、口の錯感覚、おくび、イレウス
肝臓 -AST増加、ALT増加、Al-P増加、LDH増加、肝機能異常、ビリルビン増加
皮膚 -多汗症-蕁麻疹-そう痒症、発疹、湿疹、全身性そう痒症、薬疹、寝汗
腎臓及び尿路系 -排尿困難-尿糖陽性、尿蛋白陽性、尿潜血陽性、クレアチニン増加、BUN増加、尿閉、頻尿、夜間頻尿、尿量減少、膀胱炎
代謝異常 -尿酸増加、トリグリセリド増加
その他 -口渇、注射部位の刺激、熱感、悪寒-発熱、冷感-浮遊感、倦怠感、無力症、CK増加、霧視、散瞳、脱水、視力障害、背部痛、関節痛、四肢痛、筋骨格硬直、浮腫、末梢性浮腫、疼痛、胸部不快感、転倒、視調節障害、心電図QT延長、体重減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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広島県0
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更新予告まとめ