薬剤詳細データ

一般名

ロフェプラミン塩酸塩錠

製品名

アンプリット錠10mg

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アンプリット錠10mg

yj-code

1174004F1028

添付文書No

1174004F1028_2_11

改定年月

2023-12

第1版

一般名

ロフェプラミン塩酸塩錠

薬効分類名

うつ病・うつ状態治療剤


用法・用量

ロフェプラミンとして、通常成人初期用量1回10~25mgを1日2~3回経口投与し、1日150mgまで漸増する。なお、年齢・症状により適宜減量する。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)


ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)


サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)


発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等があらわれることがある。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切りかえる場合には、2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


モノアミン酸化酵素阻害剤がカテコールアミンの代謝を阻害し、血中濃度を上昇させ、また本剤がアドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。


相互作用:併用注意

抗コリン作動薬


アトロピン、スコポラミン等


霧視、便秘、眠気、散瞳、口内乾燥等があらわれることがある。


相互に抗コリン作用を増強すると考えられている。


アドレナリン作動薬


アドレナリン等


過度の交感神経興奮刺激が起こり、血圧の異常上昇、不整脈等があらわれることがある。


本剤がアドレナリン作動性神経終末でのカテコールアミンの再取り込みを阻害し、受容体でのカテコールアミン濃度を上昇させると考えられている。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


眠気、脱力感、倦怠感、ふらつき等の副作用が増強されることがある。


相互に鎮静作用等の中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


フェノチアジン系抗精神病薬


クロルプロマジン等


類似化合物(イミプラミン)で作用が増強するとの報告がある。


相互に代謝を阻害し、各々の血中濃度が上昇すると考えられている。


全身麻酔剤、抗不安剤、アルコール


本剤の作用が増強されるおそれがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


キニジン、メチルフェニデート、黄体・卵胞ホルモン製剤、シメチジン


類似化合物(イミプラミン)で作用が増強するとの報告がある。


これらの薬剤によりイミプラミンの肝代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられている。


肝代謝酵素誘導作用を持つ薬剤


バルビツール酸誘導体、


リファンピシン等


本剤の作用が減弱されるおそれがある。


肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下すると考えられている。


フェニトイン


類似化合物(イミプラミン)でフェニトイン中毒症状(運動失調等)があらわれるとの報告がある。


イミプラミンがフェニトインの肝代謝を阻害し、血中濃度が上昇すると考えられている。


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


類似化合物(イミプラミン等)で抑うつが再発又は悪化するとの報告がある。


機序は明らかでないが、イミプラミンの代謝が促進、又はスルファメトキサゾール・トリメトプリムがイミプラミンとレセプター部位で拮抗すると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。2: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることが報告されているので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -動悸、頻脈、血圧低下
精神神経系 -めまい、ふらつき、眠気-不眠、振戦、倦怠感、頭痛・頭重、焦燥、興奮、知覚異常、身体異常感、しびれ感、運動失調、構音障害、せん妄、病的体験-口周囲不随意運動、パーキンソン様症状
抗コリン作用 -口渇(15.8%)、便秘-排尿困難、視調節障害、鼻閉-尿閉
過敏症 -発疹
肝臓 -黄疸-AST上昇、ALT上昇、ALP上昇
消化器 -食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、口内苦味感
その他 -発汗、熱感、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 513,406 0 1,566 19,296 57,133 98,562 123,483 85,861 87,176 36,881 3,448 0
女性 868,182 0 2,971 33,420 60,114 112,662 173,349 135,564 206,328 113,055 30,719 0
合計 1,382,059 0 4,537 52,716 117,247 211,224 296,832 221,425 293,504 149,936 34,167 0
男性 513,406 0 1,566 19,296 57,133 98,562 123,483 85,861 87,176 36,881 3,448 0
女性 868,182 0 2,971 33,420 60,114 112,662 173,349 135,564 206,328 113,055 30,719 0
合計 1,382,059 0 4,537 52,716 117,247 211,224 296,832 221,425 293,504 149,936 34,167 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道241,452
東北60,752
関東415,258
中部92,788
近畿198,823
中国・四国203,619
九州168,306
合計1,382,059
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道241,452
北東北23,291
南東北33,179
北関東72,672
南関東342,586
甲信越9,767
北陸17,526
東海82,936
関西181,382
中国111,447
四国92,172
北九州59,430
南九州108,876
沖縄0
合計1,382,059
都道府県別
都道府県名 合計
北海道241,452
青森県19,430
岩手県4,282
宮城県23,622
秋田県3,861
山形県1,134
福島県8,423
茨城県25,416
栃木県44,774
群馬県2,482
埼玉県88,511
千葉県74,766
東京都117,226
神奈川県62,083
新潟県5,009
富山県2,443
石川県15,083
福井県0
山梨県3,729
長野県1,029
岐阜県0
静岡県12,400
愛知県53,095
三重県17,441
滋賀県3,434
京都府23,548
大阪府53,677
兵庫県73,024
奈良県1,392
和歌山県26,307
鳥取県1,428
島根県0
岡山県40,722
広島県64,685
山口県4,612
徳島県39,792
香川県9,180
愛媛県24,406
高知県18,794
福岡県12,786
佐賀県1,906
長崎県27,702
熊本県15,407
大分県1,629
宮崎県29,763
鹿児島県79,113
沖縄県0
合計1,382,059
更新予告まとめ