薬剤詳細データ

一般名

【般】ブロムペリドール錠6mg

製品名

ブロムペリドール錠6mg「アメル」

薬効名

精神神経用剤

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薬剤名

ブロムペリドール錠6mg「アメル」

yj-code

1179028F3065

添付文書No

1179028C1090_2_04

改定年月

2024-10

第3版

一般名

ブロムペリドール

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

ブロムペリドールとして、通常成人1日3~18mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日36mgまで増量することができる。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン


(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


(バルビツール酸誘導体等)


中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。


本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。


アルコール


(飲酒)


相互に作用を増強することがある。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


リチウム


類似化合物(ハロペリドール)でリチウムとの併用により心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


抗コリン作用を有する薬剤


(抗コリン作動性抗パーキンソン剤、フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤等)


腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれることがある。また、精神症状が悪化したとの報告がある。


併用により抗コリン作用が強くあらわれる。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。


これらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン(D2)作用を有する。


ドパミン作動薬


(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩等)


これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


薬物代謝酵素誘導作用を有する薬剤


(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン)


本剤の作用が減弱することがある。


これらの薬剤の薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下する。


イトラコナゾール


本剤の血中濃度が上昇することがある。


イトラコナゾールのCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


QT延長を起こすことが知られている薬剤,


QT延長があらわれるおそれがある。


併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている,。2: 遅発性ジスキネジア(0.1%未満)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア(口周部の不随意運動、四肢の不随意運動等)があらわれ、投与中止後も持続することがある。抗パーキンソン剤を投与しても症状が軽減しない場合があるので、このような症状があらわれた場合には、本剤の投与継続の必要性を、他の抗精神病薬への変更も考慮して慎重に判断すること。3: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。4: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 横紋筋融解症(頻度不明)

-横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。6: 無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)

7: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 心室頻拍(Torsade de Pointesを含む)(頻度不明)

-,

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、動悸-胸内苦悶感-心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等)
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎、寡動、歩行障害、仮面様顔貌、嚥下障害、構音障害等)、アカシジア(静坐不能)-ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動、舌のもつれ等)、ジストニア(痙攣性斜頸、顔面・喉頭・頸部の攣縮、後弓反張、眼球上転発作等)-アキネジア
眼 -霧視-眼の調節障害-角膜・水晶体の混濁、角膜等の色素沈着
過敏症 -発疹
血液 -貧血-白血球減少
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、胸やけ、便秘、腹部膨満感、下痢-胃不快感
内分泌 -月経異常、体重増加、体重減少-女性化乳房、乳汁分泌-高プロラクチン血症
精神神経系 -睡眠障害、焦燥感、眠気、めまい・ふらつき、抑うつ-頭痛・頭重、知覚異常、性欲異常、痙攣発作、意識障害、もの忘れ、傾眠
その他 -口渇、脱力・倦怠感、鼻閉、発汗、排尿障害、立ちくらみ、尿閉-しびれ感、潮紅、浮腫、運動失調、発熱-無力症、疲労

薬剤名

ブロムペリドール錠6mg「アメル」

yj-code

1179028F3065

添付文書No

1179028C1090_2_04

改定年月

2024-10

第3版

一般名

ブロムペリドール

薬効分類名

精神神経安定剤


用法・用量

ブロムペリドールとして、通常成人1日3~18mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日36mgまで増量することができる。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン


(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)(ボスミン)


アドレナリンの作用を逆転させ重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強される。


相互作用:併用注意

中枢神経抑制剤


(バルビツール酸誘導体等)


中枢神経抑制作用が増強することがあるので、減量するなど注意すること。


本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。


アルコール


(飲酒)


相互に作用を増強することがある。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


リチウム


類似化合物(ハロペリドール)でリチウムとの併用により心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告があるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。


機序は不明であるが、併用による抗ドパミン作用の増強等が考えられている。


抗コリン作用を有する薬剤


(抗コリン作動性抗パーキンソン剤、フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤等)


腸管麻痺等の抗コリン系の副作用が強くあらわれることがある。また、精神症状が悪化したとの報告がある。


併用により抗コリン作用が強くあらわれる。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現することがある。


これらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩は弱い抗ドパミン(D2)作用を有する。


ドパミン作動薬


(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩等)


これらの薬剤のドパミン作動薬としての作用が減弱することがある。


ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる。


薬物代謝酵素誘導作用を有する薬剤


(カルバマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン)


本剤の作用が減弱することがある。


これらの薬剤の薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下する。


イトラコナゾール


本剤の血中濃度が上昇することがある。


イトラコナゾールのCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。


QT延長を起こすことが知られている薬剤,


QT延長があらわれるおそれがある。


併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α、β-受容体の刺激剤であり、本剤のα-受容体遮断作用により、β-受容体刺激作用が優位となり、血圧低下作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている,。2: 遅発性ジスキネジア(0.1%未満)

-長期投与により、遅発性ジスキネジア(口周部の不随意運動、四肢の不随意運動等)があらわれ、投与中止後も持続することがある。抗パーキンソン剤を投与しても症状が軽減しない場合があるので、このような症状があらわれた場合には、本剤の投与継続の必要性を、他の抗精神病薬への変更も考慮して慎重に判断すること。3: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。4: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。5: 横紋筋融解症(頻度不明)

-横紋筋融解症があらわれることがあるので、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等に注意すること。6: 無顆粒球症、白血球減少(頻度不明)

7: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。8: 心室頻拍(Torsade de Pointesを含む)(頻度不明)

-,

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、動悸-胸内苦悶感-心電図変化(QT間隔の延長、T波の変化等)
肝臓 -肝障害
錐体外路症状 -パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎、寡動、歩行障害、仮面様顔貌、嚥下障害、構音障害等)、アカシジア(静坐不能)-ジスキネジア(口周部、四肢等の不随意運動、舌のもつれ等)、ジストニア(痙攣性斜頸、顔面・喉頭・頸部の攣縮、後弓反張、眼球上転発作等)-アキネジア
眼 -霧視-眼の調節障害-角膜・水晶体の混濁、角膜等の色素沈着
過敏症 -発疹
血液 -貧血-白血球減少
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、胸やけ、便秘、腹部膨満感、下痢-胃不快感
内分泌 -月経異常、体重増加、体重減少-女性化乳房、乳汁分泌-高プロラクチン血症
精神神経系 -睡眠障害、焦燥感、眠気、めまい・ふらつき、抑うつ-頭痛・頭重、知覚異常、性欲異常、痙攣発作、意識障害、もの忘れ、傾眠
その他 -口渇、脱力・倦怠感、鼻閉、発汗、排尿障害、立ちくらみ、尿閉-しびれ感、潮紅、浮腫、運動失調、発熱-無力症、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
男性 547,501 0 1,904 6,986 25,886 134,945 203,889 123,396 46,042 4,453 0 0
女性 430,228 0 0 11,205 24,727 98,991 142,358 86,146 59,644 7,157 0 0
合計 979,544 0 1,904 18,191 50,613 233,936 346,247 209,542 105,686 11,610 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道45,334
東北26,432
関東542,704
中部132,306
近畿90,304
中国・四国54,756
九州86,735
合計979,544
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道45,334
北東北3,570
南東北14,349
北関東140,455
南関東402,249
甲信越27,517
北陸0
東海104,789
関西90,304
中国37,934
四国16,822
北九州59,943
南九州5,061
沖縄43,462
合計979,544
都道府県別
都道府県名 合計
北海道45,334
青森県0
岩手県8,513
宮城県3,268
秋田県3,570
山形県1,446
福島県9,635
茨城県62,375
栃木県33,681
群馬県44,399
埼玉県129,475
千葉県42,190
東京都107,644
神奈川県122,940
新潟県10,216
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県1,020
長野県16,281
岐阜県8,203
静岡県69,942
愛知県26,644
三重県0
滋賀県4,847
京都府23,946
大阪府37,665
兵庫県14,916
奈良県3,454
和歌山県5,476
鳥取県0
島根県1,236
岡山県20,041
広島県14,289
山口県2,368
徳島県0
香川県3,853
愛媛県12,969
高知県0
福岡県17,414
佐賀県15,635
長崎県11,176
熊本県11,247
大分県4,471
宮崎県1,896
鹿児島県3,165
沖縄県21,731
合計979,544
更新予告まとめ