薬剤詳細データ

一般名

ミルナシプラン塩酸塩

製品名

ミルナシプラン塩酸塩錠15mg「アメル」

薬効名

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ミルナシプラン塩酸塩錠15mg「アメル」

yj-code

1179040F1080

添付文書No

1179040F1080_2_03

改定年月

2024-02

第1版

一般名

ミルナシプラン塩酸塩

薬効分類名

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


用法・用量

通常、成人には、ミルナシプラン塩酸塩として1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高齢者には、1日25mgを初期用量とし、1日60mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩( エクフィナ)


他の抗うつ剤で併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることが報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときは2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


主にモノアミン酸化酵素阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられている。


相互作用:併用注意

アルコール


他の抗うつ剤で相互に作用を増強することが報告されている。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


相互に作用を増強するおそれがある。


機序は不明。


降圧剤


クロニジン等


降圧剤の作用を減弱する可能性があるので、観察を十分に行うこと。


本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。


炭酸リチウム


他の抗うつ剤で併用によりセロトニン症候群があらわれることが報告されている。


機序は不明。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩等


他の抗うつ剤で併用により高血圧、冠動脈収縮があらわれることが報告されている。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


リスデキサンフェタミンメシル酸塩


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強される。


ジゴキシン


ジゴキシンの静脈内投与との併用により起立性低血圧、頻脈があらわれたとの報告がある。


機序は不明。


アドレナリンノルアドレナリン


これらの薬剤(特に注射剤)との併用により、心血管作用(血圧上昇等)を増強するおそれがある。


本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりアドレナリン作用が増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる悪性症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。2: セロトニン症候群(頻度不明)

-激越、錯乱、発汗、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、頻脈、振戦、発熱、協調異常等が認められた場合には、投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。3: 痙攣(0.1%未満)

4: 白血球減少(頻度不明)

-血液検査等の観察を十分に行うこと。5: 重篤な皮膚障害(頻度不明)

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム増加、高張尿、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群があらわれることがあるので、食欲不振、頭痛、嘔気、嘔吐、全身倦怠感等があらわれた場合には電解質の測定を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、水分摂取制限等の適切な処置を行うこと。7: 肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。8: 高血圧クリーゼ(頻度不明)

-血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。,

副作用:その他副作用


循環器 -起立性低血圧、頻脈、動悸、血圧上昇-血圧低下、上室性頻拍
精神神経系 -眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、振戦、視調節障害、躁転、焦躁感、知覚減退(しびれ感等)、不眠、頭がボーッとする、筋緊張亢進、アカシジア・口部ジスキネジア・パーキンソン様症状等の錐体外路障害、不安-幻覚、せん妄、被注察感、聴覚過敏、自生思考
過敏症 -発疹、そう痒感
消化器 -悪心・嘔吐、便秘-口渇、腹痛、腹部膨満感、胸やけ、味覚異常、舌異常、食欲不振、食欲亢進、口内炎、下痢-飲水量増加
肝臓 -AST、ALT、γ-GTPの上昇
泌尿器 -排尿障害、頻尿、尿蛋白陽性-尿失禁
その他 -倦怠感、発汗、熱感、発熱、悪寒、冷感、耳鳴、息苦しい、性機能異常(勃起力減退、射精障害、精巣痛、精液漏等)、トリグリセライドの上昇-鼻閉、関節痛、浮腫、CK上昇、脱力感、胸痛-脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ