薬剤詳細データ

一般名

【般】ミルナシプラン塩酸塩錠12.5mg

製品名

トレドミン錠12.5mg

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

トレドミン錠12.5mg

yj-code

1179040F3023

添付文書No

1179040F1136_3_16

改定年月

2019-12

第1版

一般名

ミルナシプラン塩酸塩

薬効分類名

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


用法・用量

通常、成人には、ミルナシプラン塩酸塩として1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高齢者には、1日25mgを初期用量とし、1日60mgまで漸増し、1日2~3回に分けて食後に経口投与する。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

モノアミン酸化酵素阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩( エクフィナ)


他の抗うつ剤で併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることが報告されている。モノアミン酸化酵素阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には、少なくとも2週間の間隔をおき、また、本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときは2~3日間の間隔をおくことが望ましい。


主にモノアミン酸化酵素阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられている。


相互作用:併用注意

アルコール


他の抗うつ剤で相互に作用を増強することが報告されている。


アルコールは中枢神経抑制作用を有する。


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


相互に作用を増強するおそれがある。


機序は不明。


降圧剤


クロニジン等


降圧剤の作用を減弱する可能性があるので、観察を十分に行うこと。


本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。


炭酸リチウム


他の抗うつ剤で併用によりセロトニン症候群があらわれることが報告されている。


機序は不明。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩等


他の抗うつ剤で併用により高血圧、冠動脈収縮があらわれることが報告されている。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


リスデキサンフェタミンメシル酸塩


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりセロトニン作用が増強するおそれがある。


メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強される。


ジゴキシン


ジゴキシンの静脈内投与との併用により起立性低血圧、頻脈があらわれたとの報告がある。


機序は不明。


アドレナリンノルアドレナリン


これらの薬剤(特に注射剤)との併用により、心血管作用(血圧上昇等)を増強するおそれがある。


本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用によりアドレナリン作用が増強するおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 悪性症候群(Syndrome malin)(0.1%未満)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる悪性症候群があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。2: セロトニン症候群(頻度不明)

-激越、錯乱、発汗、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、頻脈、振戦、発熱、協調異常等が認められた場合には、投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。3: 痙攣(0.1%未満)

4: 白血球減少(頻度不明)

-血液検査等の観察を十分に行うこと。5: 重篤な皮膚障害(頻度不明)

-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム増加、高張尿、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群があらわれることがあるので、食欲不振、頭痛、嘔気、嘔吐、全身倦怠感等があらわれた場合には電解質の測定を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、水分摂取制限等の適切な処置を行うこと。7: 肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。8: 高血圧クリーゼ(頻度不明)

-血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。,

副作用:その他副作用


循環器 -起立性低血圧、頻脈、動悸、血圧上昇-血圧低下、上室性頻拍
精神神経系 -眠気、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、振戦、視調節障害、躁転、焦躁感、知覚減退(しびれ感等)、不眠、頭がボーッとする、筋緊張亢進、アカシジア・口部ジスキネジア・パーキンソン様症状等の錐体外路障害、不安-幻覚、せん妄、被注察感、聴覚過敏、自生思考
過敏症 -発疹、そう痒感
消化器 -悪心・嘔吐、便秘-口渇、腹痛、腹部膨満感、胸やけ、味覚異常、舌異常、食欲不振、食欲亢進、口内炎、下痢-飲水量増加
肝臓 -AST、ALT、γ-GTPの上昇
泌尿器 -排尿障害、頻尿、尿蛋白陽性-尿失禁
その他 -倦怠感、発汗、熱感、発熱、悪寒、冷感、耳鳴、息苦しい、性機能異常(勃起力減退、射精障害、精巣痛、精液漏等)、トリグリセライドの上昇-鼻閉、関節痛、浮腫、CK上昇、脱力感、胸痛-脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 418,211 0 5,050 22,572 53,537 103,257 135,267 52,280 26,143 18,444 1,661 0
女性 790,093 0 6,236 41,764 83,857 154,773 167,111 87,579 114,404 98,297 36,072 0
合計 1,209,817 0 11,286 64,336 137,394 258,030 302,378 139,859 140,547 116,741 37,733 0
男性 418,211 0 5,050 22,572 53,537 103,257 135,267 52,280 26,143 18,444 1,661 0
女性 790,093 0 6,236 41,764 83,857 154,773 167,111 87,579 114,404 98,297 36,072 0
合計 1,209,817 0 11,286 64,336 137,394 258,030 302,378 139,859 140,547 116,741 37,733 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道36,983
東北74,448
関東783,674
中部106,655
近畿103,414
中国・四国62,836
九州39,272
合計1,209,817
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道36,983
北東北23,437
南東北42,272
北関東31,458
南関東752,216
甲信越42,731
北陸17,020
東海57,118
関西93,200
中国45,982
四国16,854
北九州24,165
南九州12,123
沖縄5,968
合計1,209,817
都道府県別
都道府県名 合計
北海道36,983
青森県6,444
岩手県8,739
宮城県19,277
秋田県16,993
山形県5,167
福島県17,828
茨城県17,778
栃木県7,806
群馬県5,874
埼玉県40,511
千葉県21,646
東京都147,743
神奈川県542,316
新潟県8,028
富山県6,070
石川県8,224
福井県2,726
山梨県5,932
長野県28,771
岐阜県5,498
静岡県11,672
愛知県29,734
三重県10,214
滋賀県4,147
京都府6,402
大阪府57,004
兵庫県14,025
奈良県5,407
和歌山県6,215
鳥取県4,148
島根県9,672
岡山県12,676
広島県14,155
山口県5,331
徳島県5,121
香川県3,970
愛媛県3,625
高知県4,138
福岡県18,118
佐賀県2,526
長崎県0
熊本県3,521
大分県0
宮崎県2,491
鹿児島県9,632
沖縄県2,984
合計1,209,817