薬剤詳細データ

一般名

【般】セルトラリン錠25mg

製品名

セルトラリン錠25mg「明治」

薬効名

精神神経用剤

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薬剤名

セルトラリン錠25mg「明治」

yj-code

1179046F1206

添付文書No

1179046F1206_1_09

改定年月

2023-01

一般名

セルトラリン塩酸塩

薬効分類名

選択的セロトニン再取り込み阻害剤


用法・用量

通常、成人にはセルトラリンとして1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により1日100mgを超えない範囲で適宜増減する。

効能・効果

うつ病・うつ状態 パニック障害 外傷後ストレス障害

相互作用:併用禁忌

MAO阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)


サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ),


発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることがある。なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合、また本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合には、14日間以上の間隔をおくこと。


セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まると考えられる。


ピモジド(オーラップ),


ピモジドとの併用により、ピモジドのAUC及びCmaxがそれぞれ1.4倍増加したとの報告がある。ピモジドはQT延長を引き起こすことがあるので本剤と併用しないこと。


機序不明


相互作用:併用注意

メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強されると考えられる。


リネゾリド


セロトニン症候群の症状(錯乱、協調運動障害、血圧上昇等)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


リネゾリドは非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩ゾルミトリプタンエレトリプタン臭化水素酸塩


脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。


相互に作用を増強させるおそれがある。


トラマドール塩酸塩含有製剤メサドン塩酸塩ペンタゾシン含有製剤ペチジン塩酸塩含有製剤タペンタドール塩酸塩デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤フェンタニル含有製剤


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤はセロトニン作用を有する。


L-トリプトファンを含有する製剤


アミノ酸製剤経腸成分栄養剤


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)はセロトニン作用を有する。


炭酸リチウム


セロトニンに関連した副作用(振戦等)が増大するおそれがある。


相互に作用を増強させるおそれがある。


三環系抗うつ剤


クロミプラミン塩酸塩イミプラミン塩酸塩アミトリプチリン塩酸塩


薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。


本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害することがある。


ワルファリン,


ワルファリンのプロトロンビン反応時間曲線下面積が軽度増加(8%)したとの報告がある,。本剤の投与を開始もしくは中止する場合は、プロトロンビン時間を慎重にモニターすること。


機序不明


出血傾向が増強する薬剤


非定型抗精神病剤フェノチアジン系薬剤三環系抗うつ剤アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤ワルファリン等,


異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。


SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。


血糖降下薬


トルブタミド


トルブタミドのクリアランスが減少(16%)したとの報告がある,。


本剤がこの薬剤の代謝を阻害するためと考えられる。


シメチジン


本剤のAUC及びCmaxの増大(50%、24%)及びt1/2の延長(26%)がみられたとの報告がある。


本剤の代謝が阻害されたためと考えられる。


アルコール(飲酒)


本剤投与中は、飲酒を避けることが望ましい。


本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。


QT延長を起こすことが知られている薬剤,


QT延長を起こすおそれがある。


併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


スルピリン水和物


本剤の血漿中濃度が低下し、有効性が減弱するおそれがある。


併用によりCYP2B6及びCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進されるためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: セロトニン症候群(頻度不明)

-不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクロヌス、自律神経不安定等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。,,2: 悪性症候群(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。抗精神病剤との併用時にあらわれることが多いため、特に注意すること。異常が認められた場合には、抗精神病剤及び本剤の投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発現時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。3: 痙攣(頻度不明)、昏睡(頻度不明)

4: 肝機能障害(頻度不明)

-肝不全、肝炎、黄疸があらわれることがあるので、必要に応じて肝機能検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、 高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

-異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。7: アナフィラキシー(頻度不明)

-アナフィラキシー(呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等)があらわれることがある。8: QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)(頻度不明)

-,,,9: 血小板減少(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神系 -睡眠障害(不眠等)、錯乱状態-悪夢、易刺激性、易興奮性、うつ病、躁病、精神症、多幸症、リビドー減退、記憶障害、注意力障害-攻撃的反応、不安、焦燥、興奮、幻覚
神経系 -傾眠(15.2%)、頭痛、浮動性めまい、振戦、感覚減退-起立性めまい、味覚異常、頭部不快感、運動障害(アカシジア、錐体外路症状、運動過多、歯ぎしり、歩行異常等)、錯感覚-不随意性筋収縮、ジスキネジー、ジストニー、片頭痛、失神
感覚器 -調節障害、視覚異常(霧視、羞明、視力低下等)、耳鳴、耳閉感、回転性眩暈-散瞳
循環器 -動悸-起立性低血圧、血圧低下、血圧上昇、頻脈
肝臓 -ALT増加、AST増加、γ-GTP増加-LDH増加、Al-P増加、総ビリルビン増加、直接ビリルビン増加
血液 -白血球数増加又は減少、単球増加、出血傾向(鼻出血、胃腸出血、血尿等)-血小板機能異常、紫斑、斑状出血、皮下出血
消化器系 -悪心・嘔吐(20.3%)、口内乾燥、下痢・軟便、便秘、腹部不快感、腹痛、腹部膨満、消化不良、食欲不振-胃腸障害、食欲亢進-膵炎
過敏症 -発疹-蕁麻疹、そう痒症、顔面浮腫、眼窩周囲浮腫-光線過敏性反応
泌尿器・生殖器 -排尿困難、尿閉、頻尿、性機能障害(射精遅延、持続勃起症等)、月経障害-尿失禁・夜尿、乳汁漏出症、女性化乳房
筋・骨格系 -背部痛、関節痛、筋緊張異常(筋硬直、筋緊張亢進、筋痙攣等)-開口障害
代謝・内分泌 -総蛋白減少、総コレステロール増加、尿糖、尿蛋白-甲状腺機能低下症、低ナトリウム血症、高プロラクチン血症、血糖異常
その他 -倦怠感、多汗(発汗、寝汗等)-無力症、熱感、異常感、胸痛、胸部圧迫感、疲労、発熱、ほてり、悪寒、体重減少、体重増加、末梢性浮腫、あくび、脱毛症-気管支痙攣、好酸球性肺炎

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 11,694,844 21,228 543,562 1,324,059 2,015,199 2,777,498 2,603,790 1,119,256 770,274 453,737 86,307 1,162
女性 24,952,901 13,336 1,064,141 3,413,098 4,511,973 5,271,450 3,948,609 2,143,572 2,202,232 1,830,550 552,064 15,212
合計 36,682,367 34,564 1,607,703 4,737,157 6,527,172 8,048,948 6,552,399 3,262,828 2,972,506 2,284,287 638,371 16,374
男性 11,694,844 21,228 543,562 1,324,059 2,015,199 2,777,498 2,603,790 1,119,256 770,274 453,737 86,307 1,162
女性 24,952,901 13,336 1,064,141 3,413,098 4,511,973 5,271,450 3,948,609 2,143,572 2,202,232 1,830,550 552,064 15,212
合計 36,682,367 34,564 1,607,703 4,737,157 6,527,172 8,048,948 6,552,399 3,262,828 2,972,506 2,284,287 638,371 16,374
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,349,639
東北2,794,702
関東13,150,824
中部6,201,581
近畿5,753,948
中国・四国3,246,143
九州4,185,527
合計36,682,367
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,349,639
北東北488,576
南東北1,922,786
北関東1,696,157
南関東11,454,667
甲信越1,618,551
北陸677,291
東海4,191,677
関西5,468,010
中国2,239,197
四国1,006,946
北九州3,170,558
南九州749,968
沖縄530,002
合計36,682,367
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,349,639
青森県152,648
岩手県383,340
宮城県822,954
秋田県335,928
山形県249,223
福島県850,609
茨城県494,529
栃木県562,618
群馬県639,010
埼玉県1,958,237
千葉県1,596,864
東京都4,897,316
神奈川県3,002,250
新潟県720,808
富山県194,670
石川県264,220
福井県218,401
山梨県266,729
長野県631,014
岐阜県484,106
静岡県1,313,418
愛知県2,108,215
三重県285,938
滋賀県375,552
京都府818,447
大阪府1,838,667
兵庫県2,015,290
奈良県289,230
和歌山県130,824
鳥取県129,469
島根県212,644
岡山県534,232
広島県970,714
山口県392,138
徳島県210,727
香川県229,917
愛媛県304,401
高知県261,901
福岡県1,448,236
佐賀県265,687
長崎県554,673
熊本県371,790
大分県530,172
宮崎県338,429
鹿児島県411,539
沖縄県265,001
合計36,682,367
更新予告まとめ