薬剤詳細データ

一般名

ドネペジル経皮吸収型製剤

製品名

アリドネパッチ55mg

薬効名

アルツハイマー型認知症治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アリドネパッチ55mg

yj-code

1190701S2020

添付文書No

1190701S1023_1_02

改定年月

2024-04

第3版

一般名

ドネペジル経皮吸収型製剤

薬効分類名

アルツハイマー型認知症治療剤


用法・用量

通常、軽度~中等度のアルツハイマー型認知症患者にはドネペジルとして、1日1回27.5mgを貼付する。高度のアルツハイマー型認知症患者にはドネペジルとして、27.5mgで4週間以上経過後、55mgに増量する。なお、症状により1日1回27.5mgに減量できる。本剤は背部、上腕部、胸部のいずれかの正常で健康な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える。

効能・効果

アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

スキサメトニウム塩化物水和物


筋弛緩作用を増強する可能性がある。


併用薬剤の脱分極性筋弛緩作用を増強する可能性がある。


コリン賦活剤


アセチルコリン塩化物


カルプロニウム塩化物


ベタネコール塩化物


コリンエステラーゼ阻害剤


アンベノニウム塩化物


ジスチグミン臭化物


ピリドスチグミン臭化物


ネオスチグミン等


迷走神経刺激作用などコリン刺激作用が増強される可能性がある。


本剤とともにコリン作動性の作用メカニズムを有している。


CYP3A阻害剤


イトラコナゾール


エリスロマイシン等


本剤の代謝を阻害し、作用を増強させる可能性がある。


併用薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)阻害作用による。


ブロモクリプチンメシル酸塩


イストラデフィリン


本剤の代謝を阻害し、作用を増強させる可能性がある。


併用薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)阻害作用による。


キニジン硫酸塩水和物等


本剤の代謝を阻害し、作用を増強させる可能性がある。


併用薬剤のチトクロームP450(CYP2D6)阻害作用による。


カルバマゼピン


デキサメタゾン


フェニトイン


フェノバルビタール


リファンピシン等


本剤の代謝を促進し、作用を減弱させる可能性がある。


併用薬剤のチトクロームP450(CYP3A4)の誘導による。


中枢性抗コリン剤


トリヘキシフェニジル塩酸塩


ピロヘプチン塩酸塩


マザチコール塩酸塩水和物


ビペリデン塩酸塩等


アトロピン系抗コリン剤


ブチルスコポラミン臭化物


アトロピン硫酸塩水和物等


本剤と抗コリン剤は互いに干渉し、それぞれの効果を減弱させる可能性がある。


本剤と抗コリン剤の作用が、相互に拮抗する。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


消化性潰瘍を起こす可能性がある。


コリン系の賦活により胃酸分泌が促進される。


副作用:重大な副作用

1: QT延長(1~3%未満)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)、心室細動、洞不全症候群、洞停止、高度徐脈(いずれも頻度不明)、心ブロック(洞房ブロック、房室ブロック)(0.1~1%未満)、失神(頻度不明)

-心停止に至ることがある。2: 心筋梗塞、心不全(いずれも頻度不明)

3: 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、十二指腸潰瘍穿孔、消化管出血(いずれも頻度不明)

-本剤のコリン賦活作用による胃酸分泌及び消化管運動の促進によって消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、十二指腸潰瘍穿孔、消化管出血があらわれることがある。4: 肝炎(頻度不明)、肝機能障害(0.1~1%未満)、黄疸(頻度不明)

5: 脳性発作(てんかん、痙攣等)、脳出血、脳血管障害(いずれも頻度不明)

6: 錐体外路障害(頻度不明)

-寡動、運動失調、ジスキネジア、ジストニア、振戦、不随意運動、歩行異常、姿勢異常、言語障害等の錐体外路障害があらわれることがある。7: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、使用を中止し、体冷却、水・電解質管理等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。8: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CKの上昇、血中及び尿中ミオグロビンの上昇等があらわれた場合には、使用を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。9: 呼吸困難(頻度不明)

10: 急性膵炎(頻度不明)

11: 急性腎障害(頻度不明)

12: 原因不明の突然死(頻度不明)

13: 血小板減少(頻度不明)

副作用:その他副作用


適用部位障害 -適用部位そう痒感(24.9%)、適用部位紅斑(24.3%)、接触皮膚炎(12.6%)-適用部位小水疱、適用部位丘疹、適用部位変色-適用部位浮腫、適用部位皮膚剥脱、適用部位びらん、適用部位発疹、適用部位乾燥、適用部位湿疹、適用部位蕁麻疹、適用部位ざ瘡
皮膚 -痒疹、湿疹-発疹、そう痒感
消化器 -下痢、食欲不振-胃炎、嘔気、嘔吐、腹部不快感、消化不良、胃食道逆流性疾患、軟便-腹痛、便秘、流涎、嚥下障害、便失禁
精神神経系 -不眠-易怒性、攻撃性、抑うつ、易刺激性-興奮、不穏、眠気、幻覚、せん妄、妄想、多動、無感情、リビドー亢進、多弁、躁状態、錯乱、悪夢
中枢・末梢神経系 -めまい-徘徊、振戦、頭痛、昏迷
肝臓 -ALT、γ-GTPの上昇-LDH、AST、Al-Pの上昇
循環器 -心室性期外収縮、徐脈、心筋虚血、結節性調律、不整脈、上室性期外収縮、頻脈、血圧上昇-動悸、血圧低下、心房細動
泌尿器 -夜間頻尿-BUNの上昇、尿失禁、頻尿、尿閉
血液 -貧血-白血球減少、ヘマトクリット値減少
その他 -CK、トリグリセライドの上昇、体重減少、体重増加、湿性咳嗽、鼻漏-総コレステロール、アミラーゼ、尿アミラーゼの上昇、倦怠感、むくみ、転倒、筋痛、顔面紅潮、脱力感、胸痛、発汗、顔面浮腫、発熱、縮瞳

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
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更新予告まとめ