薬剤詳細データ 一般名 ジゴキシン 製品名 ジゴシン錠0.125mg 薬効名 ジギタリス配糖体製剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ジゴシン錠0.125mg yj-code 2113003F2045 添付文書No 2113003F1057_2_03 改定年月 2020-06 版 第1版 一般名 ジゴキシン 薬効分類名 ジギタリス配糖体製剤 用法・用量 ジゴキシンとして通常成人に対して 1.急速飽和療法(飽和量:1.0~4.0mg) 初回0.5~1.0mg、以後0.5mgを6~8時間ごとに経口投与し、十分効果のあらわれるまで続ける。 2.比較的急速飽和療法を行うことができる。 3.緩徐飽和療法を行うことができる。 4.維持療法 1日0.25~0.5mgを経口投与する。 ジゴキシンとして通常小児に対して 1.急速飽和療法 2歳以下:1日0.06~0.08mg/kgを3~4回に分割経口投与する。2歳以上:1日0.04~0.06mg/kgを3~4回に分割経口投与する。 2.維持療法 飽和量の1/5~1/3量を経口投与する。 効能・効果 次の疾患に基づくうっ血性心不全(肺水腫、心臓喘息等を含む) 先天性心疾患、弁膜疾患、高血圧症、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症等)、肺性心(肺血栓・塞栓症、肺気腫、肺線維症等によるもの)、その他の心疾患(心膜炎、心筋疾患等)、腎疾患、甲状腺機能亢進症ならびに低下症等 心房細動・粗動による頻脈 発作性上室性頻拍 次の際における心不全及び各種頻脈の予防と治療 手術、急性熱性疾患、出産、ショック、急性中毒 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 解熱・鎮痛・消炎剤インドメタシンジクロフェナク 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。トラゾドン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。機序は不明であるが、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。スキサメトニウム塩化物水和物併用により重篤な不整脈を起こすおそれがある。治療上やむを得ないと判断される場合を除き、スキサメトニウム塩化物水和物を投与しないこと。スキサメトニウム塩化物水和物の血中カリウム増加作用又はカテコールアミン放出が原因と考えられている。抗コリン剤アトロピン系薬剤プロパンテリン 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。腸管運動を抑制し滞留時間が延長されるため、本剤の吸収が増大し、血中濃度が上昇するとの報告がある。不整脈用剤アミオダロンキニジンピルメノールフレカイニドピルシカイニド塩酸塩水和物プロパフェノンベプリジル 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。機序不明なものも含まれるが、本剤の腎排泄が抑制されることによる血中濃度上昇、あるいは、薬力学的相互作用による刺激伝導抑制等があらわれることがある。β遮断剤プロプラノロールアテノロールカルベジロール 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。薬力学的相互作用により、伝導抑制の増強、徐脈の誘発があらわれることがある。また、カルベジロールでは本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。利尿剤カリウム排泄型利尿剤チアジド系利尿剤フロセミド 等アセタゾラミド本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。過度の利尿により、血中カリウム値が低下しやすくなるとの報告がある。利尿剤スピロノラクトン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。利尿剤トルバプタン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により、血中濃度が上昇するとの報告がある。血圧降下剤レセルピン系薬剤本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。薬力学的相互作用により、伝導抑制の増強、徐脈の誘発があらわれることがある。アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤テルミサルタン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。機序は不明であるが、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。カルシウム拮抗剤ベラパミルジルチアゼムニフェジピン 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。HMG-CoA還元酵素阻害剤フルバスタチン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。機序は不明であるが、本剤の最高血中濃度の上昇が認められたとの報告がある。HMG-CoA還元酵素阻害剤アトルバスタチン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により血中濃度の上昇が示唆されている。ポリスチレンスルホン酸塩本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。腸内のカリウムイオンとのイオン交換により、血中カリウム値が低下するとの報告がある。交感神経刺激剤アドレナリンイソプレナリン 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。薬力学的相互作用により不整脈があらわれることがある。プロトンポンプ阻害剤オメプラゾールラベプラゾール 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。胃酸分泌抑制作用により本剤の加水分解が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。副腎皮質ホルモン剤本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。副腎皮質ホルモンにより低カリウム血症が起こるためと考えられている。ビタミンD製剤カルシトリオール 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。ビタミンD製剤により血中カルシウム値が上昇するためと考えられている。カルシウム(注射剤)(カルシウム値の補正に用いる場合を除く)グルコン酸カルシウム水和物塩化カルシウム水和物静注により急激に血中カルシウム濃度が上昇するとジゴキシンの毒性が急激に出現することがある。治療上やむを得ないと判断される場合を除き、カルシウム注射剤を投与しないこと。やむを得ず投与する場合には、急激にカルシウム濃度を上昇させるような使用法は避けること。本剤の催不整脈作用は、心筋細胞内カルシウム濃度に依存すると考えられている。カルシウム(経口剤)カルシウム含有製剤高カロリー輸液 等本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。これらの薬剤により血中カルシウム値が上昇するためと考えられている。習慣性中毒用剤ジスルフィラム本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。ジスルフィラム-アルコール反応時に過呼吸により血中カリウム値が低下したとの報告がある。シクロスポリン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。抗生物質製剤エリスロマイシンクラリスロマイシンテトラサイクリン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。腸内細菌叢への影響による本剤の代謝の抑制、あるいは、P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により血中濃度が上昇するとの報告がある。抗生物質製剤アジスロマイシン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。機序の詳細は不明であるが、P糖蛋白質を介した本剤の輸送が阻害されるとの報告がある。抗生物質製剤アムホテリシンBエンビオマイシン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。これらの薬剤により血中カリウム値が低下するためと考えられている。HIVプロテアーゼ阻害剤リトナビル本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。P糖蛋白質を介した本剤の排泄の抑制により、血中濃度が上昇するとの報告がある。エトラビリン本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。P糖蛋白質阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。C型肝炎治療剤レジパスビル・ソホスブビル本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。レジパスビルのP糖蛋白質阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。化学療法剤イトラコナゾールスルファメトキサゾール・トリメトプリム本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。本剤の腎排泄が抑制され、血中濃度が上昇するとの報告がある。抗甲状腺剤チアマゾールプロピルチオウラシル本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。甲状腺機能亢進の改善に伴いクリアランスが正常になるため、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。ベムラフェニブ本剤の作用を増強することがある。ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、不整脈等)があらわれることがある。P糖蛋白質阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。カルバマゼピン本剤の作用を減弱することがある。併用後、本剤の血中濃度の低下が認められたとの報告がある。コレスチラミンコレスチミド本剤の作用を減弱することがある。消化管内での吸着により本剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下すると考えられている。消化性潰瘍剤スクラルファート水和物本剤の作用を減弱することがある。消化管内での吸着により本剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下するとの報告がある。制酸剤水酸化アルミニウム水酸化マグネシウム 等本剤の作用を減弱することがある。消化管内での吸着により本剤の吸収を阻害し、血中濃度が低下するとの報告がある。抗生物質製剤リファンピシン本剤の作用を減弱することがある。P糖蛋白質、肝薬物代謝酵素の誘導作用により、本剤の血中濃度が低下するとの報告がある。サルファ剤サラゾスルファピリジン本剤の作用を減弱することがある。本剤の吸収が阻害され、血中濃度が低下するとの報告がある。甲状腺製剤レボチロキシンリオチロニン本剤の作用を減弱することがある。甲状腺機能低下の改善に伴いクリアランスが正常になるため、本剤の血中濃度が低下するとの報告がある。アカルボースミグリトール本剤の作用を減弱することがある。併用により本剤の血中濃度の低下が認められたとの報告がある。セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の作用を減弱することがある。本剤の排泄が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。ブピバカイン塩酸塩水和物ブピバカイン塩酸塩水和物の副作用を増強したとの報告がある。薬力学的相互作用によると考えられている。ヘパリンヘパリンの作用を減弱するおそれがある。抗凝血作用に拮抗すると考えられている。制吐作用を有する薬剤スルピリドメトクロプラミドドンペリドン 等ジギタリス中毒の症状(悪心・嘔吐、食欲不振等)を不顕化するおそれがある。これらの薬剤の制吐作用のため本剤の中毒症状が判別しにくくなる。 副作用:重大な副作用 1: ジギタリス中毒(頻度不明)-高度の徐脈、二段脈、多源性心室性期外収縮、発作性心房性頻拍等の不整脈があらわれることがある。また、さらに重篤な房室ブロック、心室性頻拍症あるいは心室細動に移行することがある。初期症状として消化器、眼、精神神経系症状があらわれることが多いが、それらの症状に先行して不整脈が出現することもある。,,,,,,,,,,2: 非閉塞性腸間膜虚血(頻度不明)-腸管壊死に至った例も報告されている。激しい腹痛、血便等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 副作用:その他副作用 消化器注) -食欲不振、悪心・嘔吐、下痢等眼注) -視覚異常(光がないのにちらちら見える、黄視、緑視、複視等)精神神経系注) -めまい、頭痛、失見当識、錯乱、譫妄等肝臓 -AST、ALT、γ-GTP、Al-Pの上昇血液 -血小板数減少過敏症 -発疹、蕁麻疹、紫斑、浮腫等その他 -女性型乳房、筋力低下 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0