薬剤詳細データ

一般名

ビソプロロールフマル酸塩錠

製品名

ビソプロロールフマル酸塩錠5mg「トーワ」

薬効名

不整脈用剤

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薬剤名

ビソプロロールフマル酸塩錠5mg「トーワ」

yj-code

2123016F2200

添付文書No

2123016F1123_1_09

改定年月

2023-12

第1版

一般名

ビソプロロールフマル酸塩錠

薬効分類名

選択的β1アンタゴニスト


用法・用量

〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回0.625mg経口投与から開始する。1日1回0.625mgの用量で2週間以上経口投与し、忍容性がある場合には、1日1回1.25mgに増量する。その後忍容性がある場合には、4週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する。用量の増減は1回投与量を0.625、1.25、2.5、3.75又は5mgとして必ず段階的に行い、いずれの用量においても、1日1回経口投与とする。通常、維持量として1日1回1.25~5mgを経口投与する。なお、年齢、症状により、開始用量は更に低用量に、増量幅は更に小さくしてもよい。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。 〈頻脈性心房細動〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回2.5mg経口投与から開始し、効果が不十分な場合には1日1回5mgに増量する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症) 狭心症 心室性期外収縮 次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 頻脈性心房細動 (参考) 効能又は効果 錠0.625mg 錠2.5mg 錠5mg 本態性高血圧症(軽症~中等症) - ○ ○ 狭心症 - ○ ○ 心室性期外収縮 - ○ ○ 虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 ○ ○ ○ 頻脈性心房細動 - ○ ○ ○:効能あり -:効能なし

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する薬剤


レセルピン等


過剰の交感神経抑制作用(徐脈、血圧低下等)があらわれることがある。異常が認められた場合には両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。


血糖降下剤


インスリン製剤等


血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがある。血糖値に注意し、異常が認められた場合には本剤の減量若しくは投与を中止する。


β2遮断により肝臓でのグリコーゲン分解が抑制される。また、低血糖時に分泌されるアドレナリンにより生じる低血糖症状をマスクする。


Ca拮抗剤


ベラパミル塩酸塩


ジルチアゼム塩酸塩等


徐脈、房室ブロック、洞房ブロック等があらわれることがある。定期的に脈拍数を測定し、必要に応じて心電図検査を行い、異常が認められた場合には、両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用、陰性変力作用、降圧作用)を増強させる。特にジギタリス製剤との3剤併用時には注意を要する。


ジギタリス製剤


ジゴキシン


メチルジゴキシン


徐脈、房室ブロック等があらわれることがある。定期的に心電図検査を行い、異常が認められた場合には、両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強させる。特にCa拮抗剤との3剤併用時には注意を要する。


クロニジン塩酸塩


グアナベンズ酢酸塩


クロニジン、グアナベンズ投与中止後のリバウンド現象(急激な血圧上昇)が増強することがある。クロニジンを中止する場合は、あらかじめ本剤の投与中止等適切な処置を行う。


クロニジンを中止した場合、血中ノルアドレナリンが上昇する。β遮断剤と併用している場合、クロニジンの中止により、α作用が強調され、より急激な血圧上昇を起こす。グアナベンズも作用機序から同様な反応が予測される。


クラスⅠ抗不整脈剤


リン酸ジソピラミド


プロカインアミド塩酸塩等


クラスⅢ抗不整脈剤


アミオダロン塩酸塩


過度の心機能抑制(徐脈、低血圧等)があらわれることがある。臨床症状を観察し、異常が認められた場合には本剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。


降圧作用を有する薬剤


降圧剤


硝酸剤


降圧作用が増強することがある。定期的に血圧を測定し、両剤の用量を調節する。


相加的に作用(降圧作用)を増強させる。


フィンゴリモド塩酸塩


フィンゴリモド塩酸塩の投与開始時に併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 心不全(高血圧症等の場合:頻度不明、慢性心不全の場合:7.0%)、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群(高血圧症等の場合:いずれも頻度不明、慢性心不全の場合:いずれも頻度不明)

-,,,

副作用:その他副作用

〈本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮、頻脈性心房細動〉
循環器 -徐脈、心胸比増大、低血圧、動悸、心室性期外収縮-房室ブロック、心房細動、胸痛
精神神経系 -頭痛・頭重感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、眠気、不眠-悪夢
消化器 -悪心、嘔吐、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振-下痢
肝臓 -AST、ALT、ビリルビン、LDH、ALP、γ-GTPの上昇-肝腫大
腎臓・泌尿器 -尿酸、クレアチニン、BUNの上昇、尿糖、頻尿
呼吸器 -呼吸困難-気管支痙れん
過敏症 -発疹-皮膚そう痒感
眼 -霧視、涙液分泌減少
その他 -倦怠感、浮腫、脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、悪寒、しびれ感、CKの上昇-糖尿病増悪、血清脂質の上昇〈慢性心不全〉
循環器 -徐脈-心胸比増大、房室ブロック、低血圧、動悸、胸痛-心房細動、心室性期外収縮
精神神経系 -めまい(16.0%)、立ちくらみ-頭痛・頭重感、ふらつき、眠気、不眠-悪夢
消化器 -悪心、腹部不快感、食欲不振-嘔吐、胃部不快感、下痢
肝臓 -AST、ALTの上昇-肝腫大、ビリルビン、LDH、ALP、γ-GTPの上昇
腎臓・泌尿器 -尿酸、クレアチニンの上昇-BUNの上昇、尿糖、頻尿
呼吸器 -呼吸困難(11.0%)-気管支痙れん
過敏症 -発疹-皮膚そう痒感
眼 -霧視-涙液分泌減少
その他 -倦怠感(10.0%)、浮腫(11.0%)、血清脂質の上昇-脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、しびれ感、CKの上昇、糖尿病増悪-悪寒

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 12,939,202 0 8,705 54,809 230,486 1,015,207 2,473,227 3,354,374 3,946,515 1,668,750 186,047 1,082
女性 7,532,583 0 6,615 19,902 70,520 314,022 758,219 1,255,296 2,467,161 2,092,927 537,999 9,922
合計 20,472,595 0 15,320 74,711 301,006 1,329,229 3,231,446 4,609,670 6,413,676 3,761,677 724,046 11,004
男性 12,939,202 0 8,705 54,809 230,486 1,015,207 2,473,227 3,354,374 3,946,515 1,668,750 186,047 1,082
女性 7,532,583 0 6,615 19,902 70,520 314,022 758,219 1,255,296 2,467,161 2,092,927 537,999 9,922
合計 20,472,595 0 15,320 74,711 301,006 1,329,229 3,231,446 4,609,670 6,413,676 3,761,677 724,046 11,004
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,055,578
東北2,047,101
関東6,255,783
中部4,012,273
近畿2,993,172
中国・四国1,829,882
九州2,278,806
合計20,472,595
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,055,578
北東北426,032
南東北1,174,887
北関東1,281,297
南関東4,974,486
甲信越1,034,990
北陸685,102
東海2,581,607
関西2,703,746
中国1,076,236
四国753,646
北九州1,691,445
南九州293,629
沖縄587,464
合計20,472,595
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,055,578
青森県284,228
岩手県446,182
宮城県483,149
秋田県141,804
山形県276,808
福島県414,930
茨城県537,233
栃木県330,568
群馬県413,496
埼玉県991,241
千葉県840,686
東京都1,827,232
神奈川県1,315,327
新潟県491,828
富山県340,611
石川県256,933
福井県87,558
山梨県121,950
長野県421,212
岐阜県340,924
静岡県799,355
愛知県1,151,902
三重県289,426
滋賀県160,768
京都府319,354
大阪府1,141,154
兵庫県603,332
奈良県388,588
和歌山県90,550
鳥取県93,952
島根県126,832
岡山県309,430
広島県400,854
山口県145,168
徳島県164,434
香川県228,669
愛媛県167,579
高知県192,964
福岡県916,532
佐賀県139,003
長崎県198,182
熊本県321,282
大分県116,446
宮崎県163,090
鹿児島県130,539
沖縄県293,732
合計20,472,595
更新予告まとめ