薬剤詳細データ

一般名

ビソプロロールフマル酸塩錠

製品名

ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「サンド」

薬効名

選択的β1アンタゴニスト

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薬剤名

ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「サンド」

yj-code

2123016F3126

添付文書No

2123016F1182_1_04

改定年月

2024-04

第2版

一般名

ビソプロロールフマル酸塩錠

薬効分類名

選択的β1アンタゴニスト


用法・用量

〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、5mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回0.625mg経口投与から開始する。1日1回0.625mgの用量で2週間以上経口投与し、忍容性がある場合には、1日1回1.25mgに増量する。その後忍容性がある場合には、4週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する。用量の増減は1回投与量を0.625、1.25、2.5、3.75又は5mgとして必ず段階的に行い、いずれの用量においても、1日1回経口投与とする。通常、維持量として1日1回1.25~5mgを経口投与する。なお、年齢、症状により、開始用量は更に低用量に、増量幅は更に小さくしてもよい。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。 〈頻脈性心房細動〉 通常、成人にはビソプロロールフマル酸塩として、1日1回2.5mg経口投与から開始し、効果が不十分な場合には1日1回5mgに増量する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量は1日1回5mgを超えないこと。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症) 狭心症 心室性期外収縮 次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬又はアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 頻脈性心房細動〈参考〉 効能又は効果 ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「サンド」 ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg「サンド」 ビソプロロールフマル酸塩錠5mg「サンド」 本態性高血圧症(軽症~中等症) ― 〇 〇 狭心症 ― 〇 〇 心室性期外収縮 ― 〇 〇 虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 〇 〇 〇 頻脈性心房細動 ― 〇 〇 ○:効能あり ―:効能なし

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する薬剤


レセルピン等


過剰の交感神経抑制作用(徐脈、血圧低下等)があらわれることがある。異常が認められた場合には両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。


血糖降下剤


インスリン製剤等


血糖降下作用が増強することがある。また、低血糖症状(頻脈、発汗等)をマスクすることがある。血糖値に注意し、異常が認められた場合には本剤の減量若しくは投与を中止する。


β2遮断により肝臓でのグリコーゲン分解が抑制される。また、低血糖時に分泌されるアドレナリンにより生じる低血糖症状をマスクする。


Ca拮抗剤


ベラパミル塩酸塩


ジルチアゼム塩酸塩等


徐脈、房室ブロック、洞房ブロック等があらわれることがある。定期的に脈拍数を測定し、必要に応じて心電図検査を行い、異常が認められた場合には、両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用、陰性変力作用、降圧作用)を増強させる。特にジギタリス製剤との3剤併用時には注意を要する。


ジギタリス製剤


ジゴキシン


メチルジゴキシン


徐脈、房室ブロック等があらわれることがある。定期的に心電図検査を行い、異常が認められた場合には、両剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強させる。特にCa拮抗剤との3剤併用時には注意を要する。


クロニジン塩酸塩


グアナベンズ酢酸塩


クロニジン、グアナベンズ投与中止後のリバウンド現象(急激な血圧上昇)が増強することがある。クロニジンを中止する場合は、あらかじめ本剤の投与中止等適切な処置を行う。


クロニジンを中止した場合、血中ノルアドレナリンが上昇する。β遮断剤と併用している場合、クロニジンの中止により、α作用が強調され、より急激な血圧上昇を起こす。グアナベンズも作用機序から同様な反応が予測される。


クラスⅠ抗不整脈剤


リン酸ジソピラミド


プロカインアミド塩酸塩等


クラスⅢ抗不整脈剤


アミオダロン塩酸塩


過度の心機能抑制(徐脈、低血圧等)があらわれることがある。臨床症状を観察し、異常が認められた場合には本剤の減量若しくは投与を中止する。


相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強させる。


非ステロイド性抗炎症剤


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。


降圧作用を有する薬剤


降圧剤


硝酸剤


降圧作用が増強することがある。定期的に血圧を測定し、両剤の用量を調節する。


相加的に作用(降圧作用)を増強させる。


フィンゴリモド塩酸塩


フィンゴリモド塩酸塩の投与開始時に併用すると重度の徐脈や心ブロックが認められることがある。


共に徐脈や心ブロックを引き起こすおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 心不全(高血圧症等の場合:頻度不明、慢性心不全の場合:7.0%)、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群(高血圧症等の場合:いずれも頻度不明、慢性心不全の場合:いずれも頻度不明)

-,,,

副作用:その他副作用

〈本態性高血圧症、狭心症、心室性期外収縮、頻脈性心房細動〉
循環器 -徐脈、心胸比増大、低血圧、動悸、心室性期外収縮-房室ブロック、心房細動、胸痛
精神神経系 -頭痛・頭重感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、眠気、不眠-悪夢
消化器 -悪心、嘔吐、胃部不快感、腹部不快感、食欲不振-下痢
肝臓 -AST、ALT、ビリルビン、LDH、ALP、γ-GTPの上昇-肝腫大
腎臓・泌尿器 -尿酸、クレアチニン、BUNの上昇、尿糖、頻尿
呼吸器 -呼吸困難-気管支痙れん
過敏症 -発疹-皮膚そう痒感
眼 -霧視、涙液分泌減少
その他 -倦怠感、浮腫、脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、悪寒、しびれ感、CKの上昇-糖尿病増悪、血清脂質の上昇〈慢性心不全〉
循環器 -徐脈-心胸比増大、房室ブロック、低血圧、動悸、胸痛-心房細動、心室性期外収縮
精神神経系 -めまい(16.0%)、立ちくらみ-頭痛・頭重感、ふらつき、眠気、不眠-悪夢
消化器 -悪心、腹部不快感、食欲不振-嘔吐、胃部不快感、下痢
肝臓 -AST、ALTの上昇-肝腫大、ビリルビン、LDH、ALP、γ-GTPの上昇
腎臓・泌尿器 -尿酸、クレアチニンの上昇-BUNの上昇、尿糖、頻尿
呼吸器 -呼吸困難(11.0%)-気管支痙れん
過敏症 -発疹-皮膚そう痒感
眼 -霧視-涙液分泌減少
その他 -倦怠感(10.0%)、浮腫(11.0%)、血清脂質の上昇-脱力感、気分不快感、疲労感、四肢冷感、しびれ感、CKの上昇、糖尿病増悪-悪寒

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
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三重県0
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京都府0
大阪府0
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広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ