薬剤詳細データ

一般名

【般】メキシレチン塩酸塩錠50mg

製品名

メキシレチン塩酸塩錠50mg「KCC」

薬効名

不整脈用剤

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薬剤名

メキシレチン塩酸塩錠50mg「KCC」

yj-code

2129003F1057

添付文書No

2129003F1057_1_05

改定年月

2023-10

第1版

一般名

メキシレチン塩酸塩

薬効分類名

不整脈治療剤・糖尿病性神経障害治療剤


用法・用量

〈頻脈性不整脈(心室性)〉 通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は450mgまで増量し、1日3回に分割し食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善〉 通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgを1日3回に分割し食後に経口投与する。

効能・効果

頻脈性不整脈(心室性) 糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

リドカインプロカインアミドキニジンアプリンジンカルシウム拮抗剤β受容体遮断剤


本剤の作用が増強することがある。


両剤の陰性変力作用と変伝導作用が相加的又は相乗的に増強することがある。


アミオダロン


torsade de pointesを発現したとの報告がある。


機序不明。


胃排出能を抑制する薬剤


モルヒネ 等


本剤の吸収が遅延することがある。


モルヒネ等により胃の運動が低下し、胃内容排出時間が延長すると、本剤の吸収が遅延することがある。


肝薬物代謝酵素機能(特にチトクロームP-450系のCYP1A2及び2D6)に影響を与える薬剤


本剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。


チトクロームP-450(CYP1A2、2D6)による本剤の代謝が影響を受けるおそれがある。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇することがある。


シメチジンによりチトクロームP-450の薬物代謝が阻害され本剤の血中濃度が上昇することがある。


リファンピシンフェニトイン


本剤の血中濃度が低下することがある。


本剤の代謝が促進されることがある。


テオフィリン


テオフィリンの血中濃度が上昇することがある。


本剤はテオフィリンに比べ、チトクロームP-450への親和性が強く、テオフィリンの代謝が抑制される。


尿のpHをアルカリ化させる薬剤


炭酸水素ナトリウム 等


本剤の血中濃度が上昇することがある。


アルカリ性尿は、本剤の腎排泄を抑制する。


尿のpHを酸性化させる薬剤


塩化アンモニウム 等


本剤の血中濃度が低下することがある。


酸性尿は、本剤の腎排泄を促進する。


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)、紅皮症(0.3%未満)

2: 過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがある。また、過敏症症候群に伴い、1型糖尿病を発症しケトアシドーシスに至った例も報告されている。3: 心室頻拍、房室ブロック(いずれも頻度不明)

-心室頻拍(torsade de pointesを含む)、房室ブロックがあらわれることがある。4: 腎不全(頻度不明)

5: 幻覚、錯乱(いずれも頻度不明)

6: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。7: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)

-間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 心停止、心室細動、失神、洞房ブロック(いずれも頻度不明)、徐脈(0.1%)

副作用:その他副作用


循環器 -動悸、徐脈-起立時めまい、QRS延長、血圧上昇、浮腫、胸部圧迫感、心房細動、低血圧
消化器 -食欲不振、消化不良、腹痛-胃・腹部不快感、便秘、下痢、腹部膨満感-悪心・嘔吐、胸やけ、口渇
精神神経系 -振戦、めまい-頭痛、不眠、耳鳴、眼振、複視-しびれ感、眠気、いらいら感、発汗、意識障害、痙攣、譫妄、構音障害
過敏症 -瘙痒感、発熱多形(滲出性)紅斑-全身発疹、蕁麻疹、紅斑
肝臓 -尿ウロビリノゲンの上昇
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇-腎機能障害
血液 -赤血球減少、 ヘマトクリット減少、好酸球増加症、リンパ球減少-白血球数異常、血色素量減少、血小板数異常、好中球増多、顆粒球減少
泌尿器 -排尿困難、尿失禁-尿閉
その他 -咳、血清カリウム、総コレステロールの上昇、ほてり-咽頭異和感、にがみ、倦怠感、足のこわばり、脱力感、味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,009,499 1,395 8,492 19,250 17,767 58,108 149,360 300,550 687,802 633,293 134,877 0
女性 1,726,701 1,783 15,207 7,056 20,845 68,218 142,533 213,483 479,878 527,119 241,721 8,858
合計 3,739,478 3,178 23,699 26,306 38,612 126,326 291,893 514,033 1,167,680 1,160,412 376,598 8,858
男性 2,009,499 1,395 8,492 19,250 17,767 58,108 149,360 300,550 687,802 633,293 134,877 0
女性 1,726,701 1,783 15,207 7,056 20,845 68,218 142,533 213,483 479,878 527,119 241,721 8,858
合計 3,739,478 3,178 23,699 26,306 38,612 126,326 291,893 514,033 1,167,680 1,160,412 376,598 8,858
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道344,505
東北155,400
関東1,497,566
中部517,022
近畿518,196
中国・四国167,144
九州537,306
合計3,739,478
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道344,505
北東北26,413
南東北120,409
北関東276,371
南関東1,221,195
甲信越142,398
北陸64,232
東海336,501
関西492,087
中国59,305
四国107,839
北九州335,363
南九州134,903
沖縄134,080
合計3,739,478
都道府県別
都道府県名 合計
北海道344,505
青森県6,689
岩手県8,578
宮城県54,971
秋田県19,724
山形県26,835
福島県38,603
茨城県95,795
栃木県63,142
群馬県117,434
埼玉県342,890
千葉県226,419
東京都329,250
神奈川県322,636
新潟県45,856
富山県10,222
石川県32,262
福井県21,748
山梨県50,171
長野県46,371
岐阜県39,906
静岡県43,414
愛知県227,072
三重県26,109
滋賀県29,676
京都府63,186
大阪府182,847
兵庫県157,156
奈良県26,552
和歌山県32,670
鳥取県0
島根県15,928
岡山県0
広島県21,062
山口県22,315
徳島県5,005
香川県51,756
愛媛県41,933
高知県9,145
福岡県181,510
佐賀県24,473
長崎県64,038
熊本県37,179
大分県28,163
宮崎県53,293
鹿児島県81,610
沖縄県67,040
合計3,739,478
更新予告まとめ