薬剤詳細データ

一般名

メキシレチン塩酸塩

製品名

メキシレチン塩酸塩カプセル50mg「サワイ」

薬効名

不整脈治療剤・糖尿病性神経障害治療剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

メキシレチン塩酸塩カプセル50mg「サワイ」

yj-code

2129003M1188

添付文書No

2129003M1188_1_02

改定年月

2024-03

第1版

一般名

メキシレチン塩酸塩

薬効分類名

不整脈治療剤・糖尿病性神経障害治療剤


用法・用量

〈頻脈性不整脈(心室性)〉 通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は450mgまで増量し、1日3回に分割し食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善〉 通常、成人にはメキシレチン塩酸塩として、1日300mgを1日3回に分割し食後に経口投与する。

効能・効果

頻脈性不整脈(心室性) 糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

リドカインプロカインアミドキニジンアプリンジンカルシウム拮抗剤β受容体遮断剤


本剤の作用が増強することがある。


両剤の陰性変力作用と変伝導作用が相加的又は相乗的に増強することがある。


アミオダロン


torsade de pointesを発現したとの報告がある。


機序不明。


胃排出能を抑制する薬剤


モルヒネ 等


本剤の吸収が遅延することがある。


モルヒネ等により胃の運動が低下し、胃内容排出時間が延長すると、本剤の吸収が遅延することがある。


肝薬物代謝酵素機能(特にチトクロームP-450系のCYP1A2及び2D6)に影響を与える薬剤


本剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。


チトクロームP-450(CYP1A2、2D6)による本剤の代謝が影響を受けるおそれがある。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇することがある。


シメチジンによりチトクロームP-450の薬物代謝が阻害され本剤の血中濃度が上昇することがある。


リファンピシンフェニトイン


本剤の血中濃度が低下することがある。


本剤の代謝が促進されることがある。


テオフィリン


テオフィリンの血中濃度が上昇することがある。


本剤はテオフィリンに比べ、チトクロームP-450への親和性が強く、テオフィリンの代謝が抑制される。


尿のpHをアルカリ化させる薬剤


炭酸水素ナトリウム 等


本剤の血中濃度が上昇することがある。


アルカリ性尿は、本剤の腎排泄を抑制する。


尿のpHを酸性化させる薬剤


塩化アンモニウム 等


本剤の血中濃度が低下することがある。


酸性尿は、本剤の腎排泄を促進する。


副作用:重大な副作用

1: 中毒性表皮壊死症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)、紅皮症(0.3%未満)

2: 過敏症症候群(頻度不明)

-初期症状として発疹、発熱がみられ、さらにリンパ節腫脹、肝機能障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがある。また、過敏症症候群に伴い、1型糖尿病を発症しケトアシドーシスに至った例も報告されている。3: 心室頻拍、房室ブロック(いずれも頻度不明)

-心室頻拍(torsade de pointesを含む)、房室ブロックがあらわれることがある。4: 腎不全(頻度不明)

5: 幻覚、錯乱(いずれも頻度不明)

6: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。7: 間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)

-間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 心停止、心室細動、失神、洞房ブロック(いずれも頻度不明)、徐脈(0.1%)

副作用:その他副作用


循環器 -動悸、徐脈-起立時めまい、QRS延長、血圧上昇、浮腫、胸部圧迫感、心房細動、低血圧
消化器 -食欲不振、消化不良、腹痛-胃・腹部不快感、便秘、下痢、腹部膨満感-悪心・嘔吐、胸やけ、口渇
精神神経系 -振戦、めまい-頭痛、不眠、耳鳴、眼振、複視-しびれ感、眠気、いらいら感、発汗、意識障害、痙攣、譫妄、構音障害
過敏症 -瘙痒感、発熱多形(滲出性)紅斑-全身発疹、蕁麻疹、紅斑
肝臓 -尿ウロビリノゲンの上昇
腎臓 -BUN、クレアチニンの上昇-腎機能障害
血液 -赤血球減少、 ヘマトクリット減少、好酸球増加症、リンパ球減少-白血球数異常、血色素量減少、血小板数異常、好中球増多、顆粒球減少
泌尿器 -排尿困難、尿失禁-尿閉
その他 -咳、血清カリウム、総コレステロールの上昇、ほてり-咽頭異和感、にがみ、倦怠感、足のこわばり、脱力感、味覚異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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