薬剤詳細データ

一般名

ニフェカラント塩酸塩注射剤

製品名

シンビット静注用50mg

薬効名

不整脈治療剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

シンビット静注用50mg

yj-code

2129407D1030

添付文書No

2129407D1030_6_04

改定年月

2022-04

第1版

一般名

ニフェカラント塩酸塩注射剤

薬効分類名

不整脈治療剤


用法・用量

〈単回静注法〉 通常、成人にはニフェカラント塩酸塩として1回0.3mg/kgを5分間かけて心電図の連続監視下に静脈内に投与する。 〈維持静注法〉 単回静注が有効で効果の維持を期待する場合には、通常、成人にはニフェカラント塩酸塩として1時間あたり0.4mg/kgを等速度で心電図の連続監視下に静脈内に投与する。 〈用法共通〉 なお、年齢、症状により適宜増減する。投与に際しては、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で溶解して使用する。

効能・効果

生命に危険のある下記の不整脈で他の抗不整脈薬が無効か、又は使用できない場合 心室頻拍、心室細動

相互作用:併用禁忌

アミオダロン注射剤


(アンカロン注150)


併用により、Torsades de pointesを起こす可能性が高くなる。


共にK+チャネル遮断を主な作用とする注射剤であり、併用によりQT時間延長作用が増強する。


フィンゴリモド塩酸塩


(イムセラ)


(ジレニア)


併用により、Torsades de pointes等の重篤な不整脈を生じるおそれがある。


フィンゴリモド塩酸塩の投与により心拍数が低下するため、併用により不整脈を増強するおそれがある。


エリグルスタット酒石酸塩


(サデルガ)


併用によりQT延長等を生じるおそれがある。


併用によりQT延長作用が相加的に増強すると考えられる。


相互作用:併用注意

Ⅰa群不整脈用剤


プロカインアミド


キニジン


ジソピラミド


Ⅲ群不整脈用剤


アミオダロン経口剤


ソタロール


本剤の作用が増強する可能性がある。


動物実験でⅠa群薬(ジソピラミド)又はⅢ群薬(ソタロール)との併用によって心筋活動電位持続時間の延長が増強されたことから、これらの薬剤との併用によってQT時間延長作用が増強する可能性が高い。これに伴って、心室頻拍等の催不整脈作用が発現する可能性が増大する。


プロブコール


フェノチアジン系薬剤


三環系抗うつ剤


四環系抗うつ剤


交感神経作動薬


本剤の作用が増強する可能性がある。


QT時間延長作用が知られている薬剤との併用によってQT時間延長が増強する。これに伴って、心室頻拍等の催不整脈作用が発現する可能性が増大する。


バルデナフィル塩酸塩水和物


モキシフロキサシン塩酸塩


トレミフェンクエン酸塩


本剤の作用が増強するおそれがある。


これらの薬剤でQT時間延長作用がみられているので、併用によって本剤のQT時間延長が増強するおそれがある。


利尿剤


本剤の作用が増強する可能性がある。


低カリウム血症が惹起された場合、本剤のQT時間延長作用が増強する。


副作用:重大な副作用

1: 催不整脈(3%以上)

-心室頻拍(Torsades de pointesを含む)、心室細動、心室性期外収縮、心房細動、心房粗動等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止するとともにリドカイン、硫酸マグネシウムの静注、直流通電等適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -QT時間延長-洞停止、QRS拡大-洞性徐脈、徐脈、房室ブロック
皮膚 -発疹-皮膚潰瘍形成、皮下組織膿瘍
肝臓 -ALT上昇、LDH上昇-γ-GTP上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇-AST上昇
腎臓 -BUN上昇、血中クレアチニン上昇
血液 -血小板減少、白血球増加、リンパ球減少、好中球増多-貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少)
代謝異常 -総蛋白低下、アルブミン低下、Cl低下、K上昇、Na低下、K低下、尿酸上昇
消化器 -下痢、口渇
その他 -ほてり-胸部不快感、胸内熱感、注射部疼痛、あくび、頭重感-CK上昇、静脈炎、注射部炎症、注射部発赤腫脹、注射部硬結、注射部膿瘍

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ