薬剤詳細データ

一般名

【般】トリクロルメチアジド錠2mg

製品名

トリクロルメチアジド錠2mg「JG」

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

トリクロルメチアジド錠2mg「JG」

yj-code

2132003F1443

添付文書No

2132003F1443_1_04

改定年月

2024-09

第2版

一般名

トリクロルメチアジド錠

薬効分類名

チアジド系降圧利尿剤


用法・用量

通常、成人にはトリクロルメチアジドとして1日2~8mgを1~2回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


相互作用:併用注意

バルビツール酸誘導体


アヘンアルカロイド系麻薬


アルコール


臨床症状:起立性低血圧を増強することがある。


これらの薬剤は血管拡張作用を有するので、チアジド系利尿剤の降圧作用が増強されると考えられる。


昇圧アミン


ノルアドレナリン、アドレナリン


昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等を行うこと。


血管壁の反応性の低下及び交感神経終末からの生理的ノルアドレナリンの放出抑制が起こることが、動物試験で報告されている。


ツボクラリン及びその類似作用物質


ツボクラリン塩化物


麻痺作用を増強することがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等の処置を行うこと。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されると考えられている。


他の降圧剤


ACE阻害剤、β遮断剤


降圧作用を増強するおそれがあるので、降圧剤の用量調節等に注意すること。


作用機序が異なる降圧剤との併用により、降圧作用が増強されるとの報告がある。


ジギタリス剤


ジゴキシン、ジギトキシン


臨床症状:ジギタリスの心臓に対する作用を増強し、ジギタリス中毒を起こすおそれがある。


措置方法:血清カリウム値、ジギタリス血中濃度等に注意すること。


チアジド系利尿剤による血清カリウム値の低下により、多量のジギタリスが心筋Na+-K+ATPaseに結合し、心収縮力増強と不整脈が起こる。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


臨床症状:低カリウム血症が発現するおそれがある。


共にカリウム排泄作用を有する。


グリチルリチン製剤


甘草含有製剤


血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。


これらの薬剤は低カリウム血症を主徴とした偽アルドステロン症を引き起こすことがあり、本剤との併用により低カリウム血症を増強する可能性がある。


糖尿病用剤


SU剤、インスリン


糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。


機序は明確ではないが、チアジド系利尿剤によるカリウム喪失により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。


リチウム


炭酸リチウム


臨床症状:リチウム中毒(振戦、消化器愁訴等)が増強される。


措置方法:血清リチウム濃度の測定を行うなど注意すること。


チアジド系利尿剤は遠位尿細管でナトリウムの再吸収を抑制するが、長期投与では近位尿細管で代償的にナトリウム、リチウムの再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇する。


コレスチラミン


利尿降圧作用が減弱される。


コレスチラミンの吸着作用により、利尿剤の吸収が阻害される。


非ステロイド系消炎鎮痛剤


インドメタシン等


利尿降圧作用が減弱されることがある。


非ステロイド系消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用による腎内プロスタグランジンの減少が、水・ナトリウムの体内貯留を引き起こし、利尿剤の作用と拮抗する。


副作用:重大な副作用

1: 再生不良性貧血(0.1%未満)

2: 低ナトリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがある。,3: 低カリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、脱力感、不整脈等を伴う低カリウム血症があらわれることがある。4: 間質性肺炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、顔面潮紅、光線過敏症--
血液 ---白血球減少、血小板減少、紫斑
代謝異常 -電解質失調(低クロール性アルカローシス、血中カルシウムの上昇等)、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症--
肝臓 ---肝炎
消化器 --食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、腹部不快感、便秘-胃痛、膵炎、下痢、唾液腺炎
精神神経系 --眩暈、頭痛-知覚異常
眼 ---視力異常(霧視等)、黄視症
その他 --倦怠感、動悸-鼻閉、全身性紅斑性狼瘡の悪化、筋痙攣

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,695,842 1,071 1,156 4,839 30,908 168,970 395,807 580,035 831,476 563,856 116,709 1,015
女性 2,379,682 0 0 2,033 8,837 66,437 176,474 300,355 658,112 817,472 337,296 12,666
合計 5,078,436 1,071 1,156 6,872 39,745 235,407 572,281 880,390 1,489,588 1,381,328 454,005 13,681
男性 2,695,842 1,071 1,156 4,839 30,908 168,970 395,807 580,035 831,476 563,856 116,709 1,015
女性 2,379,682 0 0 2,033 8,837 66,437 176,474 300,355 658,112 817,472 337,296 12,666
合計 5,078,436 1,071 1,156 6,872 39,745 235,407 572,281 880,390 1,489,588 1,381,328 454,005 13,681
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道460,237
東北633,262
関東1,660,361
中部724,965
近畿868,175
中国・四国408,889
九州322,548
合計5,078,436
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道460,237
北東北190,350
南東北318,441
北関東291,501
南関東1,368,860
甲信越198,479
北陸69,492
東海496,523
関西828,646
中国342,203
四国66,686
北九州222,074
南九州83,618
沖縄33,712
合計5,078,436
都道府県別
都道府県名 合計
北海道460,237
青森県78,289
岩手県124,471
宮城県159,451
秋田県112,061
山形県110,221
福島県48,769
茨城県139,830
栃木県85,057
群馬県66,614
埼玉県273,959
千葉県258,890
東京都463,416
神奈川県372,595
新潟県80,118
富山県13,272
石川県27,070
福井県29,150
山梨県53,178
長野県65,183
岐阜県125,806
静岡県105,789
愛知県225,399
三重県39,529
滋賀県61,866
京都府114,268
大阪府286,436
兵庫県257,854
奈良県47,396
和歌山県60,826
鳥取県33,407
島根県44,372
岡山県46,904
広島県99,718
山口県117,802
徳島県1,402
香川県26,518
愛媛県29,169
高知県9,597
福岡県95,684
佐賀県13,644
長崎県29,372
熊本県63,690
大分県19,684
宮崎県42,248
鹿児島県41,370
沖縄県16,856
合計5,078,436
更新予告まとめ